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 最後に社会に還元して終わったコラッツAnti@home,プロジェクトの背景・思想を読みとり伝えること - 素数発見時に備えて、今から、マスコミへのリリース体制の検討を - 電信八号とNortonAntiVirus

2004.09.03 *  最後に社会に還元して終わったコラッツAnti@home,プロジェクトの背景・思想を読みとり伝えること
Collatz's Anti-Example@homeが終了を表明し、ソースリストやプロジェクト一式を公開しています。
 世の中のプロジェクトには、どうなったのか判らないまま、webサイトが消失し、終了したのだろうと推測するしかないというプロジェクトも残念ながら世界には存在します。

 コラッツAnti@homeは、終了を表明し、ソースリストなどを公開し、社会に還元することで終わりました。
 とても美しい、理想的な、終わり方だと思います。

 私は、若い人が、いや、若くなくても、人が、到底解決困難な課題に、ずっと挑んで時間をそればかりに費やす ----それを本人が行いたいのならともかく、環境も変わり、既に苦行でしかなくなったけれど、周りの人の手前ずっと続ける---- なんてことは、プロジェクトのあり方として不健全で、参加者にも、その人のためにも結果としては良くないと考えます。
 もう少し頑張れば、ゴールに到達するのではなく、恐らく無理だろうと思われている課題では特に。

 個人が運営する以上、人は死ぬのですから、永遠に続くプロジェクトなんてありません。
 終了するなら、終了すると宣言する。
 そして今までの成果、そしてソースリストまで公開する。
 これは出来る精一杯のことではないでしょうか。


 その一方、分散コンピューティングを人々に紹介するサイトを運営する私の課題としては、プロジェクト主催側の、その思想・背景をどう読みとり、人々にどう伝えていくかという問題が如実に現われたように思います。

コラッツAnit@homeで、主催者のKanbayashiさんは、最後に、
 と、語っています。
 プロジェクト運営者のゴールと、プロジェクト参加者のゴールは違う場合が多々あります。
 当初から、このことを私の側で読みとり伝えられれば、参加する人は、プロジェクトの性質,このプロジェクトの将来のビジョンを自分なりに思い描いた上で参加できたと思います。
 こういった問題は、コラッツAnti@homeに限らず、他のプロジェクトにも存在します。

 例えばUnited Devices社は、なんのために、プロジェクトを運営するのでしょう?
 United Devices社は、がんの原因となる蛋白質に効果のある分子を捜しています。
 United Devices社は、この成果から、薬の特許料といった形で利益を得ることは無いでしょう。
 では、彼らはなんのために、多額のハードウェア・ネットワークに費用を投じてプロジェクトを行うのでしょうか。
 企業の規模からして、「企業の社会貢献」だけでは説明しにくい額が支払われています。

 それは、大規模かつ混沌としたインターネットから百万台以上参加した状態でも、適切に運営できる彼らの技術のデモンストレーションであると共に、そんな混沌とした環境をよりよく運営するネットワーク技術・ソフトウェアの開発・実験の場でもあるからだと思われます。

 こういった背景を説明していければ、参加してくれる方に、より、そのプロジェクトに参加するか否かの判断材料として、そしてプロジェクトが今後どう進んでいくか自分なりに青写真を描けた上で参加することができるのではないでしょうか。
 一方、「背景を説明」と言っても、それがプロジェクトのページに明確に記載しているならともかく、書いていないことを勝手にこちらが推測して、「背景を説明」というのには問題があるようにも思います。


2004.09.02 *  素数発見時に備えて、マスコミへのリリース体制の検討を
 掲示板での話題によると、現状の複数の人々との連携体制での素数探索で、「2個程度の素数が期待できそう」という状況だそうです。
 現在の予定範囲では、世界ランキング50位以内〜100位以内が期待できそうです。

 しばらくは、今まで通り、素数は見つからないかもしれません。
 その間に、今のうちにしておきたいこと。

 それは、4721素数探索プロジェクトが素数を見つけた時、The Prime Pageに登録して世界に記録されるだけでなく、
 日本国内の世間・社会へ向けて、
 ということを知ってもらい、たくさんの人に素数探索の楽しさに触れてもらえるように、そして参加してもらえるように、ニュースリリースの発表を,そしてマスコミへの同リリースの送付を行うべきかどうかを今から検討してみてはどうでしょうか?

 行うなら、どんな文面にするか,どんなメディア(impress,ITmedia,日経,朝日...)にリリースするのかまたはしないのか等...
 もちろん、するしないの決断及び内容は、運営されているturboさんの決断によって決まります。

 「世界ランキング100位内に入ったぐらいで、マスコミにリリース??」
 と、笑われるかも知れません。
 相手にされないかもしれません。(恐らく記事となる確率は低いでしょう)
 もし載ったら載ったで、その後、そのような批判を頂くかも知れません。
 今までの しきいの高さが、参加して下さる人々のレベル・モラルの高さをも担保していたとしたなら、一般での報道によって、それが崩れてしまうかも知れません。

 しかし日本人が連携して得た形の最初(と思う...)の一歩として、掲載されずにダメもと・無駄手間となることを承知で、「たかが**位で」という批判を頂くことを承知で、リリースを送付してみても、失うものは少ないのではないでしょうか。


2004.09.01 *  電信八号とNortonAntiVirus
 Norton Anti Virus下で電八でメールが送れず、「サーバがサービスを拒否しました」と出るのは私だけ?
 Symantecにも連絡したけどサポート外のメーラーだそうで...

 と、思ったら、「サーバ別の設定」で、メールアドレス欄に名前とメールアドレス、実名欄に何も入れてなかったのを正せば、送れるようになりました。

 電八のエラーログ見て、名前+アドレスの部分でエラーになってた。
 電八のエラーログも見ずに、問い合わせてしまって、お手間を取らせてしまったSymantec様、ごめんなさい。(へこへこ)
 ひょっとしてメールサーバ側の設定が変わったのかな...

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