的日記 2003年6月  先月 - 来月
 GMP-ECM factoring Lucas数,NFSNET - 青木大我さん - cell computing最終結果報告リリース,授業で分散コンピューティングを調べてくる - デジタルフォント海賊版に刑事処分 - デジタルフォントの著作権 - 張り付けメモ - stats:薬剤候補Top100 - Distributed Mind Project , COX-BAX - Neo,OpeProXの広告主 - NFSNET 10^227-1 - 書体の著作物性 - ライフゲイムの宇宙,A NEW KIND OF SCIENCE - 階乗±1の素数探しとLucas数の因数探し - Winnyはアンタッチャブルなポジション? - cell computingの最終目標は「市場」?,OGR-24 - 40番目の素数は虚偽と公式表明 - 新しい5番目に大きい素数,GIMPS続報 - GIMPS、40番目の素数に疑惑 - GIMPS翻訳開始,OGR進捗率 - GIMPS進捗状況と解析の予約 - Lucas-Lehmerテスト - GIMPS - 空を舞う翼を何処で買う - EpidemicAlerts,creativecommons.jp - エコール真鍋社長 - ccフィンランド - PC壊れる - 同人誌とアイコラ

2003.6.29 *
9/4広島 - 阪神戦(広島市民球場)のチケットを予約。
 甲子園のチケットは、もう諦めました。

GMP-ECM factoring Lucas numbersがClientソフト公開。
 メールアドレス・マシン名・CPUコア用Client設定を書き変えて起動するも、connect error。

NFSNET 10^227-1のstatsは、まだ動いている?
 試しに、また走らせて見ると、1660万台のラインをふるいにかけるtaskが回されてきた。
 10^227-1はまだ終わってなかったのか。

 NFSNETには他のプロジェクトに無い面白い点がありまして、配られる1taskに含まれる、ふるいにかけるライン数が、CPU速度によって違うようです。
   遅いマシン(533MHz)だと80程。
   そこそこのマシン(1400MHz)だと160程でした。
 とはいえ途中で終了すると破棄してしまうようなのですが...

 エコールの移植したギャルゲー「空を舞う翼」を起動。
 インターレース表示で古いテレビで文字を読むのはきつい。
 マニュアルにはエコール臭さを感じさせるものは無し。


2003.6.28 *
NFSNET 10^227-1のstatsが公開されていた (スクリプトoffだと見れない)
 参加者は38名から91名に2.4倍増。
 私は49位か。Cele1400のPCが壊れなければ...


2003.6.27 *
cell computingに関する報道PlanetLabに関する報道
611年分の計算を4カ月で グリッド・コンピューティング実験 (毎日Interactive 2003.6.27)

1万台のPCでグリッド実験、600年分の計算が4カ月に (@IT 2003.6.27)

NTTデータ、パソコンの余剰CPUパワーを統合して巨大なCPUパワーとする“cell computing”の実証実験結果を公開 (ascii24 2003.6.26)

611年の計算を4カ月で NTTデータ、PCグリッドの成果を発表 (ZDNet 2003.6.26)

トータルCPU時間は611年分! - NTTデータ「cell computing」が最終報告 (MYCOM PCWeb 2003.6.26)

NTTデータ、国内初のPCグリッドコンピューティング「cell computing」大規模実証実験の最終報告を公開 (CNET 2003.6.26)

NTTデータ、PCグリッド実験の結果発表 (日経BP 2003.6.26)

やはり参加者の多くは男性のまま、NTTデータの大規模グリッド実験が終了 (impressWatch 2003.6.26)
インターネットの可能性を広げる仮想ラボ・プロジェクト「PlanetLab」 (MYCOM PCWeb 2003.6.25)

『PlanetLab』が正式立ち上げを迎える (japan.internet.com 2003.6.25)

次世代ネット構築でIntelと大学が協力 (ZDNet 2003.6.25)

米インテルが産学共同で世界規模ネットワークを構築 (CNET 2003.6.25)

米Intelなどが米大学と協力してネット・アプリのテスト環境構築へ (日経BP 2003.6.25)

インターネットや分散アプリ研究のための実験場「PlanetLab」 〜条件を満たせば誰でも参加可能 (impressWatch 2003.6.26)
 両ニュース共に、impressWatchによる報道のみ、独自色が強いです。
   「女性や子供の参加を促す仕掛けを用意したものの、参加者の主体は20〜40代の男性で、」
   「PlanetLab参加条件は、Linuxマシンを最低2台提供。スペックは〜〜」

 他のニュースサイトは、似たり寄ったりで、リリースをそのまま記事にしてる感じがします。

 impressWatchの記事を書いたのは、両方ともフリージャナリストの青木大我氏
 これからは青木大我氏の書く記事を積極的にチェックしたいところ。


2003.6.26 *
cell computingが実証実験の最終結果報告をリリース。
 これで、実証実験は全て終了へ。

 運営された皆様・参加された皆様、お疲れさまでした。

 リリースされた資料は、詳しめに解説され,一般向けに易しく書かれていても、流石に元々の内容が専門的なだけはあり、取っつきにくいです。

 数学系のプロジェクトのように、すっきり判りやすい題材(暗号鍵が見付かりました:63DE7DC154F4D039)では無い中、一般向けに結果報告を作るのも、かなりの労力が必要だった予感。

 プロジェクトが終了した後に、ここまで丁寧に一般向けの詳しい解説を書いたプロジェクトは見たことが無いように。

 終了したものでは無いですが、SETI@homeは、かなり頑張っています。
 SETI@homeの面々は、SETIという研究自体を世間にアピールすることも自らの目的としている面もあるのでしょうが、それに次ぐレベルです。

 海外では、終了した後、どうなったのか判らない尻切れトンボなプロジェクトもあり、cell computingは最終結果がまだ出ておらず心配だったのですが、最後まで責任感のある運営チームに任されていて良かった。

 数学系を除けば、皆、終了・ゴールに到達したという感慨・経験をほとんど得られていません。
 先月終了したFightAIDS@homeフェーズ1はゴールへの到達を実感として得られた数少ないプロジェクトでしょうか。

 しかし、リリースはEntropia社に任せ、FightAIDS@home側では、どこかに情報があるのかも知れないですが自分には見つけられず、ページの何処が変わったのかも判らず、なんともやる気の感じられない姿勢です。
 FightAIDS@homeのオルソン研究室は2名によって運営されているそうです。
 そちらまで手が回らないようですね。

 4ヶ月間という短い時間の中で運営し、成果については厳しくても、終了・ゴールへ到達でき、開始から半年で全てをまとめ上げられたcell computingの運営体制は良かったと言っていいと思います。

 最後に、
  4ヶ月間、素晴らしいプロジェクト&運営をありがとう > cell computingチーム
  また面白いプロジェクトに参加できることを願っています。


質問:分散処理プロジェクト (教えて!goo)
 そんな授業をされているところがあるなんて驚きです。

 情報を捜す → 自ら吟味し取捨選択する → 英語のページを読む → 英語を読みながら参加してみる → 発表をする

 と、情報リテラシーを実地で磨く授業として、こんな課題が学生さんに与えられたのでしょうか。
 時代は変わりましたねぇ...


Find-a-Drug、マイルストーン(記念となる記録)入りのメンバー証明書サービス開始。例1
 国立健康研究所(National Institute of Health)によるテストで、望ましい特性を示した分子を見つけた場合は、そのJob名入りのものが。例2(発見できたeagle1さんのもの)

 皆が様々なギミックを考えてきます。
 SETI@homeの参加者証明証を発展させたアイデアとしてcell computingのPoint入り感謝状が存在しましたが、今度は、国立健康研究所によるテストで有望だったものを解析した人を、

 「m2351#26は抗ガン特性を持っていた!」と、Job名(「m2351#26」のように。これはFind-a-Drug外の人間が見ても意味のあるものなのだろうか)と共に証明証サービスを始めました。


OGR-24をMega Flush(爆弾投下)。
distribute.net OGR-24 チーム昨日分Top100:4位
distribute.net OGR-24 個人昨日分Top100:10位
 Top10入りは、5年を越えるチームの歴史の中で初めてです。
 今日は、エコールの移植した空を舞う翼の発売日ということで。

 デスクリが、d.netクライアントプログラムに関する邦訳などを活発に提供して下さるSEGA Users Groupさんの真下ってのが、いいですね。
 SEGA Users Groupさんにしてみれば、不愉快に思われそうですが...(笑)


2003.6.25 *
ノートパソコンは自然治癒。
 5年保証がもうすぐ切れるので、良かったのか悪かったのか。

生物種の生息・拡がりを予測するLifemapper、自分が解析した個々のデータ全てで、生物種が何処に生息していたかの予想結果をグラフィックで確認可能に。 例1例2
 かなり魅力的な付加価値。
 これのせいか、いや、開始当初からのようにも思いますが、サーバに時々、繋がらないですね。

第3回インターネットホットライン連絡協議会研究会レポート
「ネット社会における侵害の実例とその対処」
社団法人コンピュータソフトウエア著作権協会(ACCS) 事業部事業調整課長 葛山 博志氏

  「デジタルフォントの場合は、通常はフォントそのものと、それを表示させるプログラムが含まれている場合がほとんど。(略) 海賊版として売る場合には刑事処分が確定している」

 おや、まあ。
 とはいえ、渡辺フォント問題には影響なさそう。

 「渡邊フォント」は、表示させるプログラム部まで複製しているのでしょうか。
 元と疑われているのは20年前後前のデータ、恐らく違うでしょう。
 フォントデータのフォーマットが統一され、過去と違うことからして、少なくとも、今、主流のものは違うように思われます。

 97年の刑事事件では、フォントを表示させるプログラム部は、モリサワのオリジナルなのだろうか。
 95年〜96年となると、もうフォントのフォーマットは統一されていたようにも思うのですが。
 もっとも、フォーマットが統一されていても、表示させるプログラム部はオリジナルなのかもしれませんね。


2003.6.24 *
6/16にはECMでは55桁の素因子発見が現最高記録と書きましたが、57桁に記録更新されたそうです。 (計算機暗号屋日記M.Kamada氏の日記

Factorizations of near-repdigit numbers
 M.Kamada氏は、素因数分解を他の人々と共にやられているようです。
 repdigitの意味も含めて、色々調べたいところです。

ずっと使っていたメイン機に継ぐMMX166ノートのNICが壊れる。
 替えのNICを買ってPnPで要求されるままドライバCD-ROMをドライブに入れる時、CD-ROMドライブが壊れていることに気付く。
 その後、FDでドライバを渡して、再起動し、自動認識させようにもうまくいかず。
 PCMCIAカードスロットが壊れているような予感。
 今月は一体、何台壊れるのやら。
 これで、かなりネットワーク・コンピュータ環境が悪化。
 今後は本当に活動能力が落ちそう。

SlashdotのWatanabeフォント問題のトピックを見ていたら、デジタルフォントの著作権侵害を認めた事例があるという話が。

デジタルフォントに初の著作権保護 (社団法人 日本印刷技術協会)
デジタルフォントとデータベースの著作権侵害、法改正後初めて立件 (ASCII24 1997-12-09)
 私は刑法・刑事訴訟法は全然知らないのですが...
 で、裁判所の判断はどうなってるんだろう(笑)
 色々、探すも、見付からず。
 結局、裁判は行われなかったのだろうか?

 だとしたら、巧いやり方です。
 ヘタにデジタルフォントについての刑事裁判をやって、デジタルフォントの著作性を --今までの書体裁判の判例をなぞって-- 否定される判決が出てはaccsとしても、たまらない。

 デジタルフォントをコピーして販売した人にとっては、裁判の手間を考えると、示談し不起訴処分になって欲しいだろう。

 accsとしても立件という事実だけで警鐘を鳴らせるだろうと、最初から「立件まで」と計算していたのではないだろうか。
 もし、accsの刑事告訴が受理されなくても、誰にも知られることなく、彼らの失点とならなかったかも知れません。

 ASCIIの記事によると、データベース著作物については罰金30万円の略式命令と記載されていますが、デジタルフォントについては記載されていませんね。

 もっとも本当に裁判が行われなかったのかは判りません。
 記事に問い合わせ電話番号書いてあるし、調べるのも面倒だし調べきれるか判らないので、この立件した結末をaccsに電話したら教えてくれるのかね、こういうの(笑)

ASCII24のこのデジタルフォントの記事によると、accsの前田哲男顧問弁護士、今から見ると、踏み込んだことを言っておられます。
 おぉぉ。
 こりゃ凄い。
 accsは絶対に答えないと思ってたのですが、「個人的な利用においては、違法コピーされたソフト(著作権を侵害する行為によつて作成された複製物)の利用はOK」だそうです。accsによると。

 コピーされたソフトについて、個人的な利用においては、著47条の2第1項&著113条2項は無意味であることをaccsも認めていたのですか。

 まぁ当たり前のことなんですけどね。最近違う感じがしたので、私が間違っているのかと思いもしたのですが安心しました。

 4/5にも取り上げましたが、著113条2項は、「プログラムの著作物の著作権を侵害する行為によって作成された複製物を業務上電子計算機において使用する行為は、侵害されたプログラムであることを知っていたのなら侵害行為とみなす」としています。

 そして著47条の2第1項は、「プログラムは113条2項に触れる違法複製物じゃないなら、利用するために必要と認められる限度において複製・翻案OK」です。

 あ、ひょっとして使用と利用は違うと言うのかな。

 そういえば著作権法概説 第10版(半田正夫著 一粒社)でも、著47条の2第1項は著30条で私的な利用には合法と記載し、全訂二版著作権法(東季彦監修 学陽書房)でも、著47条の2第1項は著30条の範囲を禁ずるものではないと記載されていましたが、著113条2項について私的使用が合法と記載しているのは著作権法概説(田村善之著 有斐閣)しか確認できませんでした。 (前2冊はよく読んでないのですが)

 もっとも、私的な使用が制限されることについての言及は一切見られなかったのですが。

それにしてもASCII24のこの記事、ACCSのページではarchive.orgを見てもリリースは見つけられなかったのですが、  デジタルフォントについては、一体、誰に認められたんだろう。
 検察に認められたということなのかな。


2003.6.23 *
「ニュースサイト見たあと、個人サイト・Blogを見ていたら時間の関係上見られないサイトも」

 以前、P2P today ダブルスラッシュの横田さんが、おっしゃられていたのですが、同じく情報サイトを運営している(とはいえ私は横田さん程、完璧にニュースサイトをチェックできていないのですが)からか自分も同じ危機感が。

 人様の時間を奪わないように(そして自分の時間も奪われないように)と、「日記書くのをできるだけ控えよう」と思いながらも、自分はダラダラと伸びきっています。

 なんとか状況を変えたい、見る人にも書く人にも短縮できた形をと、昨秋頃から皆様から積極的に情報をもらえるような体制を作りたい(2002.11.24)と思っていたこともあり、試験的にタダの羅列型自動リンク集兼・情報張り付けメモを設置して、ここに短く記載していこうと思います。

 あぁ、でも、なんとなく未来は予想できる .... 結局、巡回先が増えただけという未来が。

 本当は当初、デスクリムゾン・エコール情報向けのwikiを設置したかったのですが、恥ずかしながら自分の脳味噌では無理でした。
 杜甫々氏の改造が許されているWwwBoard Ver2.62を改造させてもらいました。多謝。

 分散コンピューティングの国内情報ほかへのリンクを積極的に集められる形にしたいのですが、たくさんの人様に参加してもらえるようにするにはどうすればいいだろう。

 まずは情報を集めていって、その場を魅力的にすることを地道にやっていくことからでしょうか。
 そして書き込む時に感じる敷居をできるだけ低くしたいところ。


 Yahoo!Japanから突然「デスクリリンク集を登録するよ」とメールが。
 実質もう2年も更新していないサイトを何故?

 サーチャーが超クソゲーでも読んだのか!?
 とりあえず、エコール・デスクリムゾン専用の張り付けメモを設置。
 まずは、こちらから本格的に始動。

 今の私が、クリムゾナー・エコールファンのために、余りお役に立てるとは思えないのですが、こちらで専門的に扱いたいところ。


2003.6.22 *
エボラ出血熱・炭疽菌・SARSなどへの治療薬を探すd2ol、stats(統計情報)に、薬としての可能性が高い候補リストTop100を掲載
 こりゃいいですね。
 PCの処理能力差である解析数以外の偶然性が加味された基準で、ロースペック機もハイスペック機と争える。

 残念なのは、ここだけノードナンバーで表示されていて、チーム名・ユーザー名との連携が行われていない点。

 d2ol、Team一覧アルファベット順「T」
 アルファベット順ゆえ、TAが先頭になるせいもあるのですが、やはり、Taiwanの名を持つチームが多いですね。

 昨日分のみTeamTop100でみると、TAIWANの名の入ったチームは9チーム。CHINAは8チーム。
 SARS収束後は、どうなるんだろう。


2003.6.21 *
海外の情報サイトIDCPによればDistributed Mind Projectというプロジェクトが開始予定のプロジェクトに。
 知的な人工生命を育てる?
 生き残り競争などもあるらしい。
 ちょっとMicrosoftのTerrariumみたいな感じ。
 まだアプリケーション開発者を募集している段階。

 ALTPHY.org
 この人が行うらしい。
 オルターナティブ物理学研究所?
 う〜〜ん....私には無知でちょっと判らないのですが、人工生命とwebページのテーマの乖離がかなり。
 本当にここなのかと思ってしまうぐらいに。
 プロジェクト自体は、IDCP記載の情報によると、オーソドックスな人工生命もののように。
 う〜〜ん。判らない。う〜〜ん。


CONTINUE Vol.10に、エコールのゲイゲームCOX-BAXについて真鍋社長へのインタビューが2/3P。
    「スタッフが本格的なゲイで、僕が精神的なゲイ」

 エコールNo.2、赤阪女史はどうした!!

 今、エコールの制作体制がどうなってるのか判らない。
 少し前は、メインは3人(真鍋氏・赤阪氏・沢田氏)で、プロジェクト毎に人を集めてくる感じでした。

 「このラインを育てて」ということは制作チームは外部スタッフではなく、新規にゲイのスタッフを雇って新ライン設立という形になってるのかな。

 ライン育てる・GIZMOブランド設立ということは、まだまだゲイゲーム出すんですね。

 おっさん、いい加減にしろよ(笑)

 真鍋社長は、インタビューで自らのことを「精神的なゲイ」「さすがにエッチとかしない」と語っています。

 なんと言うんだろう、ゲイを商業的にターゲットにする立場の人がよく言う、微妙に距離を置いて、じらす(?)感じも演出してるんだろうか、ひょっとして。


2003.6.20 *
OGR-24 昨日分Top20 (distributed.net)
 もうstubの配布は無いはずなのに、各チーム意外と崩れない。
 Dutch Power Cowsは相変わらず ぶっちぎりですが、乱れることなく常に毎日20000Gnode提出するSEGA Users Groupも凄い。

任天堂が香港の小売業者、力生(Lik Sang)に勝訴 (NINTENDO INSIDE 2003-06-19)
任天堂、違法ゲーム複製機の製造販売訴訟で勝訴 (日経BP 2003-06-19)

 げげ、力生って、The Neo Projectや、そこと実質同運営のXbox2048bit公開鍵解読のOperation Project Xに広告出してるところですね。

 まだ広告は出たままだけど、いずれスポンサー降りるのかな?
 Neoも広告受けるとしても、もっとまともなとこ選べよ。


2003.6.19 *
NFSNETが10^227-1の因数分解の、分散処理している約1050万のラインをふるいにかける作業が終了。
 結果発表は今月末〜来月始め辺りになるのでしょうか。


2003.6.18 *
「渡邊フォント」がパクリと発覚 (Slashdot 2003-06-18)
いわゆる「Watanabe フォント」と呼ばれるフォント群について (狩野宏樹氏)
 不謹慎なことを言うと、こりゃ面白いというか興味深いことになりましたねぇ。
 真紀奈氏が、私なんかが書くより100倍ぐらいしっかりしたレポートを書かれそうなんですが、とりあえず、私に判ることを...

 まず、日本では書体は保護の対象外で、書体の著作性を認めていません。
 有名なのはヤギ・ボールド裁判。最新ではゴナ書体裁判(タイプフェイス裁判)(最高裁 平成12-09-07)でしょうか。

 ゴナ書体裁判の判決文によると、著作物と認められるには、「それ自体が美術鑑賞の対象となり得る美的特性を備えていなければならない」。

 「書体に関する裁判は、著作権があると主張してる側が負ける裁判」 と言い切ってよいぐらいです。

 じゃあ書体はコピーして売りまくっていいのかというと、デッドコピー(単なる丸々コピー)は不正競争防止法2条1項3号で保護すべきではないかという説があります。

 実際に、写植機等を販売する企業が、無断でデジタルフォント化してプリンターに搭載している企業を、旧不正競争防止法1条1項1号に基づき差し止めを求めて、差し止め判決が出たこともあるようです。 (モリサワタイプフェース裁判 東京高裁 平成05-12-24)
 私は、不正競争防止法は余りよく知らないのですが、見てみましょう。

今の不正競争防止法2条1項3号は「不正競争」を次のように定義しています。
32 ドットビットマップフォントの無断複製について (狩野宏樹氏 2003-06-18)
 どうも元となったのは、80年代のフォントのようです。恐らく3年を経過しているでしょう。
 また模倣の対象には、「他人の商品と同種の商品が通常有する形態を除く」ですので、実用書体のWatanabeフォントは難しいようにも。

 不正競争防止法による保護では弱く、民法709条(故意又は過失に因りて他人の権利を侵害したる者は之に因りて生じたる損害を賠償する責に任ず)による主張等もあるようですが、書体についての裁判で、709条についての裁判所の判断ってあるのかな?見つけられず。

現在、書体(タイプフェイス)保護を求める人々は、法律論争ではなく、立法による保護、要は特別法あるいは法改正を求めている声が目立ちます。

ゴナ書体裁判では、最高裁は判決文の中で、何故、書体に著作物性を認めないかについて、こう記載しています。
 まぁ、書体に関しては、言論・表現の自由と密接と関わることもあり、最高裁も、レッシグたんを1.3倍ぐらい過激にしたことを言ってるわけですね(笑)

 今まで見てきたのは、印刷用書体です。
 では、コンピュータ用フォントを「プログラムの著作物」としてみることはできないでしょうか?

 私が知る限り、昔からある既存の写植媒体・出版物を勝手にデジタル化されて裁判というのは起きていますが、コンピュータ用フォント側が抗告人になる裁判事例は見つけられませんでした。

 著作権法は、2条1項10号の2で、「プログラム」をこう定義しています。
 「指令を組み合わせたものとして表現したもの」と定義しています。
 フォントを「指令を組み合わせたものとして表現したもの」に当てはめるのは、かなり困難に見えます。

  *民法709条について追記(2003-06-19)


2003.6.17 *
「ライフゲイムの宇宙」が新装版となって復刊

 少しずれるかも知れませんが、Mathematica,一次元セルオートマトンのWolframが書いた、A NEW KIND OF SCIENCEは、どんな感じなんだろう。
 ・Biz Techによるインタビュー
 ・「自然界のすべてはシンプルなコードで再現できる」という新理論 (WIRED 2002-10-25)

 邦訳されれば、色々物議を醸して面白そうだ。

 Lontecから今日メール。
 1000円(送料・税別)・一ヶ月程度で直りそうとのことなので、直してもらおう。


2003.6.16 *
新しいプロジェクトが2つ。まだよく判らず調べている段階です。
Search for Multifactorial Primes
 階乗±1の素数を10000桁まで探す。
 階乗といってもn!ではなく、n!!±1,n!!!±1,n!!!!±1,n!!!!!±1,n!!!!!!±1....の素数を探すらしい。

 n!の意味は、n * (n-1) * (n-2).... 具体的な数字:例えば「7!」だと7*6*5*4*3*2*1=5040。
 n!!だと一つ飛ばし (7!!=7*5*3*1=105)。
 n!!!だと二つ飛ばし (7!!!=7*4*1=28)

 現時点でn!25±1まで行ってるようで。
 nの値は数万〜10数万ほど。


GMP-ECM factoring Lucas numbers
 Lucas数をGMP-ECMにより因数分解して55桁までの因数を見つける。
 Lucas数ってなんだろう。

 Fibonacci数、Lucas数、Lucas列の定義 (数学者の密室)
 ということは、
   L2=L1+L0  L2=1+2=3
   L3=L2+L1  L3=3+1=4
   L4=L3+L2  L4=4+3=7
   L5=L4+L3  L5=7+4=11
   L6=L5+L4  L6=11+7=18
 ということらしいです。

 「55桁以上の素因数を探すならNFS(数体ふるい法)でやるべきだろう」とのこと。

 1月12日にも少しかじりましたが、山梨大学の宮本泉氏がGMP-ECMにより55桁の素因子を発見したのが世界記録だそうです。
 このプロジェクト運営者は、ECMでは、これが限界と考えているのでしょうか。

 このプロジェクトのクライアントソフトは、もうすぐ公開予定だそうです。
 今、L8000台まで行ってる模様。
 L8484で1000桁を越える数字になってますが、ほんとにそんなにでかくなるのだろうか。
 と、軽く調べてみたらL90で644京0026兆。


2003.6.15 その2 * Winnyはアンタッチャブルなポジション?
 今日は、「みんながこれくらいのこと理解してるんだろうな」と思いながらも、余り書いている話を見ないので、ひょっとして、これってどうなんだろうという話。

長いので要約:File Rogue裁判はダウンできる音楽が何処にあるかの情報を提供することを禁じました。Winnyを起動することはこれと同義に近く、公益法人のACCS他が、加盟企業の著作権侵害の調査のためWinnyを起動することには問題があるのやも。

WinnyとACCS
 Winnyというのはファイル共有ソフト。ACCSというのは(社)コンピュータソフトウェア著作権協会です。
 一昔前、WinMX(Napster型ファイル共有ソフト)の頃は、逮捕事件まで起こして威勢の良かったACCSも、最近のWinnyに対しては元気が無いようです。
WinMXWinny
WinMXでの著作権侵害行為について監視の目を光らせている。 (ZDNet 2002-02-20)

警察やACCSは、「WinMX」や、著作権侵害ファイルのインターネットでのやり取りを常時監視しており、特にACCSは、独自開発のソフトにより、P2P交換を行っている人のIPアドレスを割り出す (MYCOM PCWeb 2003-05-28)
複製品を金額に直せば、数百億円では利かないでしょう。背筋の寒くなる話です (MYCOM PCWeb 2003-05-28)

ACCSもWinnyについて「著作権侵害の道具であることには変わりがない。匿名性があるから違法ファイル交換の責任が消えるということにはならないのは当然だ (読売新聞)

Winnyなどのソフトが登場してきており、確信犯的な常時利用者を特定できるような技術について調査・研究していく必要が (impressWatch 2003-02-14)

 Winnyにはどうも腰が引けているように見えます。
 どうしてでしょうか?
 私には、Winnyの仕組みに加えて、File Rogue裁判が影響与えているように思えます。

日本MMOのファイル共有ソフト&サービスFile Rogue裁判の判決全文 (2002-04-11 東京地裁)
 ある程度、端折ったのですが、まだちと判りにくいですね。
 要は、「P2Pファイル共有File Rogueを運営する日本MMOは、ダウンできる音楽ファイルの存在・内容を示す利用者向けファイル情報のうち、JASRAC所属の曲名・アーティスト名の双方が記載されたファイル情報を、利用者に送信してはならない。」

 もっと短く言うと、「ダウンできるJASRAC所属の曲名・アーティスト名の入ったファイル情報を提供する(Napsterのような)サービスを停止しなさい」。

 で、Winnyは、ファイルのカタログデータを全てサービス運営サーバ側が備えたNapster型のFile Rogueと違って、Winnyの構造は完全なP2Pと言われています。

Winnyハイパー初心者講座 Winnyってな〜に?
 そうなのです。
 Winnyは参加者全てが、他者からダウンできる楽曲の情報がどこにあるかのカタログデータを他人に提供する機能 --File Rogue裁判で東京地裁が禁じたあの機能-- を行っているのです。

 とはいえ、WinnyとNapster型では、この行為の意味合いも違ってくるのでしょう。

 現実に裁判でJASRAC側は、File Rogueが用意し手筈を整えた手段を利用してのみ著作権侵害が可能になるということで、送信可能化権侵害・複製権侵害はFile Rogue運営側と各利用者との共同行為と位置づけ、
 File Rogueがクライアントソフトを提供し手筈を整えた手順に従ってファイル共有が行われることからFile Rogueの主体性をJASRAC側は主張しています。

 そして判決でも、「ファイル情報の取得・ダウンロードする機会他一切のサービスをFileRogue自らが,直接的かつ主体的に行っている」(第3 当裁判所の判断   イ 本件サービスの内容・性質)と判断されました。

 現実にWinnyを起動することによって、他人のコンピュータにあるファイル情報を別の誰かに提供しているだけでは、違法とまで言えるのかはかなり厳しいところでしょう。
 大部分の人々は、こんなこと気にする必要もなくていいのやも知れません。

 ところで、WinMXでACCSはどうやって、ACCS加盟企業の著作物のファイル提供者を特定し、警察に告訴しているのでしょうか。

 恐らく、自動化されているにしろ、原理的には、WinMXかそのクローンを起動し、ファイルを検索し、ファイル提供者からダウンし、ダウンロードが開始されることによりIPが判明し、その日付・時刻とIPをプロバイダ等に照合し、ファイルを共有・提供している個人を特定し、警察に告訴しているのでしょう。

 Napster型(中央サーバ型)のWinMXでは、それで何の問題もないでしょう。
 ですが、完全P2P型のWinnyとなると話は違います。
 自らファイルカタログの提供を行うのです。
 そう、File Rogue裁判で東京地裁が禁じたあの機能を。

 Winnyには何が流れているか判りません。
 ACCS加盟企業以外の著作物も間違いなく流れているでしょう。
 それを不特定の人間にダウンロードすることが出来る情報を提供することを、コンピュータソフトウェアをはじめとしたデジタル著作物の著作権者の権利を保護すると共に、コンピュータ社会における文化の発展に寄与することを目的として設立された公益法人たる社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会が、行えばどうなるでしょうか?

 彼らは問われるでしょう。
 協会加盟企業の著作物が不正侵害されているか調査そして告訴するために、無数の他の著作物がダウンできるようにするカタログデータを不特定の人物に与えたのかと。

 しかもWinnyは暗合化とかキャッシュとか色々と個人を特定することや,特定できても罪に問うのが困難な技術を搭載しているそうです。

 Winnyは一時期、猛烈な勢いでバージョンアップが行われていたようですが、昨今は落ち着いてきているようです。 参考:Winny変更履歴

 Winnyの急激な進展が成熟したことにより、権利管理団体により、Winnyの仕組みの解明が進展し、例えば、ファイルカタログの提供機能を排除したWinnyクローンのようなものを作りあげ、

  「他者のマシンのファイル情報の提供はしない。しかし何処にどのファイルがあるかは調べる」ことのできるソフトが出てくるかもしれません。
 (そんなソフトがWinnyのP2Pネットワークから排除されず、うまく機能できるのか判りませんが、可能性として)

 権利管理団体の手が伸びることにより、今までのアナーキーなパラダイス(?)が崩れ落ちるかもしれません。

 もっとも、権利管理団体の手が伸びようが伸びまいが、許諾を与えられていない他者の著作物を、ダウンロードできるような状態にすることは公衆送信権侵害で違法となる可能性が高いです。

 そんなことは、やってはいけません。


こぼれ話的ですが...
JASRACの違法音楽配信サイト対策〜J-MUSE、プロバイダー責任法、電子透かし (impressWatch 2003-02-17)
 なんと! WinnyのP2Pネットワークにも接続されているのか!!
 素晴らしいぞ、得手不得手はない監視システム「J-MUSE」。

 気になるのは、新しいソフトを組み込んできたという点。

 自分達はFile Rogueに「他者からダウンできる楽曲の情報を他人に提供するサービス」を裁判でもって停止させておきながら、Winnyを起動して、「他者からダウンできる、ありとあらゆるファイルの情報を他人に提供」していたりしないよう、ちゃんと対策しているのだろうか。

 あ、File Rogue裁判でのJASRACの主張通り、ただP2Pソフトを起動するだけでは主体とは言えないから、JASRAC管理の楽曲も含めて様々なファイルがダウンできるような情報を他人に提供するのは公に認めてるのかな?
 あれれ?
 「おそらく」とか「思ってます」とか、やっぱり、まだできてないのかな。


2003.6.15 *
distributed.net OGR-24 昨日分チームランキング
 我がTeam DEATH CRIMSON、61位。

 昨日、二番目に壊れた予備機のHDDからOGR-24のstubをサルベージ。
 それをK6-2-400で解析スタートしたおかげです。

 まだ400stub以上残ってるので、再配布が行われるまでは100位圏安泰(笑)
 溜めてMegaFlushして、Top10狙おうかな....その前に再配布が行われるか...


朝日新聞3月23日に掲載(首都圏のみ?)されたcell computing一面企業広告を、縮刷版で確認。

 「技術はあくまでも手段に過ぎません。cell computingでめざすのは、あたらしいビジネスモデルの創造です」

 と、記載し、世界規模のCPUパワーのマーケット構築などの夢も。

 cell computingは、
     企業内向け → いずれ時期が熟したなら一般参加型
 と、考えていましたが、その次の目標として、CPUパワーの売買等が実現される社会において、プロジェクト運営者という立場だけでなく、CPUパワーの「市場」となることをも標榜しているようです。

 Computer Power Market(CPM) Projectという構想があります。
 そして、以前から、CPUパワー売買の将来の例として、
  「アメリカで昼間の時、日本は深夜だ。日本は電力会社が深夜に余らせている余剰電力を使ってPCのCPUパワーで処理をこなし、アメリカに売る。また逆も可能」と言われていました。

 CPUパワーのグリッド的利用が浸透・成熟・完成されていった最終形態は、市場になるのやも。


2003.6.14 *
GIMPSは40番目の素数が公式に虚偽であったことを発表しました。
 Guillermo氏の調査でも合成数と判明。
 2つの独立した検証の結果、合成数と判明したことから、一足速く、公式発表したようです。
 
 7年間で初の虚偽報告。
 CPU・メモリのエラーにより虚偽報告が起きる可能性を減らす方法を研究していると表明。

 GIMPSは、解析の結果もし素数であると判ると、クライアントソフトが音を発して、実行者に伝えるという機能を持っています。
 ここまで決定的に重要な情報を、クライアントソフト実行者に伝える機能を持っているのは、送受信が自動化されているクライアントソフトでは、GIMPSだけのように思います。

 このことについて、GIMPSのPrime95氏(恐らくGeorge Woltsman氏)は、フォーラムで、こう述べています。
 今回は残念でしたが、当方はもう少し翻訳などを進めたいところ。
 GIMPSのマニュアル入力も認める情報開示性の高さ・理解の容易さに惹かれて、本気でマシン買い換えてGIMPSに挑もうかと思ってたのですが、踏みとどまれて良かった。

 換えのマザーBM6は入手できたのですが、PPGA-FC-PGA2ゲタのPL-370/Tを破損(ピンが1本折れてしまう)。
 修理についてLontecのサポートを見ると、メール送ってくれということで送るが返事無し。
 3日後の昨日、いつ返答が頂けるかだけでも教えてもらえればと送付。
 この会社、サポートは如何にもやる気なさげ。


2003.6.13 *
GIMPS、40番目のメルセンヌ素数はやはり怪しいらしい
 Guillermo氏が行っている別のテストが明日終了予定。

 GIMPSトップページには、素数3*2^2145353+1(645817桁)の話題が。
 素数Top20にも5位に掲載されていますね。

 見つけたのはJohn B.Cosgrave氏
 フェルマー数割ってて見つけたようで。
 ニュースにもなってた(sciencenews.org 2003-03-01)。


2003.6.12 *
GIMPSの雲行きが怪しくなってきました。
server reporting a new prime found. ??? (GIMPSのフォーラム)
 あぁ....
 少し前には、
  「ジョージ、Webページの「最大素数5つを発見」ってバナー変えなくて良かったな」
 なんて語っていたのに...
 (今年2月、Generalized Fermat Prime Searchが5番目に大きい628808桁の素数を発見して、現在GIMPSは最大素数4つの記録ホルダーに。2003-02-17の日記参照


2003.6.11 *
GIMPS情報サイト設立。
 そういえば、結局、40番目の素数は何桁ぐらいなんだろう。
 賞金横取り対策か、GIMPS側も記載していないようで。
 今、フォーラムはどんな雰囲気か、今度、時間があればフォーラムに潜ってみたいところ。

distributed.net nerf氏のplan (2003-06-10)
 OGR-24、1巡目が85.23%。2巡目が49.70%。トータルで67.46%。
 statsのoverallに出てる%はトータルだったのか。

How GIMPS works翻訳。
 1996年から始まったGIMPSは、長年日本語に訳されていないこともあって、今回はできれば、将来的には公式あるいは公認をもらえた訳を提供できればと考えています。

 しかし私の翻訳のレベルは低すぎるわけでして、故に、皆様から問題点の指摘・改善点の指摘をしてもらえて、水準が上がっていけば、実際にGIMPSに掛け合いたいと思っています。


2003.6.10 *
GIMPS Status (2003-06-01)
今日もGIMPS。
 713万7700以下の全ての指数は、テスト・再チェック共に終わった。
 1041万2700以下の全ての指数は、少なくとも1度はテストされた。

 2001年11月に発見された世界最大の素数である39(?)番目のメルセンヌ素数の指数が、1346万6917。

 今、私が解析しているのが882万5549。

 誰か一度調べてるJobですか。
 再チェックに意義があることを重々承知するも....あ〜も〜なんか、やる気なくなっちった。

 Test→PrimeNetで、Request Mersenne numbers to double-checkにチェック入ってたからでしょうねぇ...
 今は遅いPC(533MHz)だから、クライアントソフトにこのチェックを勝手に入れられた模様。

Reserve Exponents (GIMPS 2003-06-05)
 自分の望む値で、素数一本釣りがやりたい人は、ここの値から好きなのを選んでworktodo.iniに書き込む(Win)。
 他の人とダブらないよう予約することも可能。

 「凄い時間がかかるぞ」
 と脅すも、Pentium4-2GHzで11日。

 PrimeNet側では「電子メールによる予約その他をしないで。もうデータベースを更新しないよ」と記載してるようで。
 まだいまいち、素数一本釣りのほうは不明。


2003.6.9 *
GIMPSのメルセンヌ素数判定法Lucas-Lehmerテスト 参考1参考2
 上記の2つのサイトを拝見させてもらいますと、私のようなヘタレにも判るようなので、今日はこれをちょっと調べてメモ。

 2^p-1(pは素数)の値が素数のものを、皆様ご存じのようにメルセンヌ素数と言います。

 Lucas-Lehmerテストは、最初必ず4から始まって、その次からは、4^2-2=14 → 14^2-2=194 → 194^2-2==37634....と、この計算をp-1回やるそうです。 ****(2)

 そして、その(2)の値をメルセンヌ素数で割ってみて割り切れたなら、それは素数と判明するのだそうです。

実際にやってみましょうか。
2^5-1=31   メルセンヌ素数は31。 pは5ですね。 pは5ということはp-1回、つまり4回あの(2)の変な計算をやります。
  1回目:4
  2回目:4^2-2=14
  3回目:14^2-2=194
  4回目:194^2-2=37634
37634になりました。これがメルセンヌ素数31で割り切れれば素数であることが確定します。
  37634/31=1214 余り0
はい。割り切れました。素数ですね。

言葉でたらたら書くよりプログラムにした方が判りやすいかも(Java)
//メルセンヌ素数(2^p-1)のpの値は適当に引っ張ってきて欲しい。ここでは割愛
int p;
int Mersosuu=2;

for (int a=1; a < p; a++)		//べき乗
{
	Mersosuu=Mersosuu*2;
}
Mersosuu--;			//メルセンヌ数完成

long L=4;		//longでもp=13のメルセンヌ素数すら桁が足りなくて求められないけど便宜上。
for (int i=1; i < p-1; i++)
{
	L=L*L-2;
}

System.out.print (Mersosuu);

if (L % Mersosuu==0)
{
	System.out.println("はメルセンヌ素数でした。");
}
else 
{
	System.out.println("はメルセンヌ素数ではありませんでした。");
}
 ちなみに2^13-1=8191のメルセンヌ素数で、この判定方法を使うと、(2)の計算を12回やった最後の値が1168桁まで行ってしまいました。


2003.6.8 *
当ページの課題として、GIMPSにもうちょっと強くなりたいところ。
 GIMPSが2001年12月に発見した405万3946桁の素数は、「39(?)番目のメルセンヌ素数」と言われています。
 で、今再確認中の今回のが「40(?)番目のメルセンヌ素数」。

 何故後ろに疑問符が付くかと言いますと、38番目〜39番目までの間に、まだメルセンヌ素数があるかどうか調べてないためのようです。 参考:メルセンヌ素数のリスト

 GIMPSは素数の一本釣りができるようです。
 しかし私は恥ずかしながら、その方法を知りません。
 今FAQを読んでみますと、Test→PrimeNetで設定できるが、2^p-1のpの値は自分では入れられないのかな...
 GIMPSにはチームシステムは無いようなのですが、現実にGIMPSのTEAMは存在するようです。
 PrimeNetとGIMPSの関係もよく知りません。

 creative commons日本版が正式に立ち上がった今、当方としてはもうやれることもどんどん無くなっていくでしょうから、これからは少しGIMPSに注力してみたいところです。


2003.6.7 *
エコールが移植する6月26日発売のギャルゲー空を舞う翼を何処で買うか。 結局買うのか...

 ・メッセサンオーは初回限定版には、描き下ろしメッセオリジナルテレカ付きで7800円。
 ・ゲーマーズでも描き下ろしゲーマーズオリジナルテレカが付いて8200円(税込)。
 ・SEGAダイレクトは限定版7020円。通常版6120円。
 ・amazonは通常版のみ取扱で5780円(送料無料)。

 特典と言っても、この作品及び原作のEmuファン向けなわけで、越前やクチビル君や社員声優などエコールダークものが期待できるわけもなく(当たり前)

 あぁ、今、稲越氏がおられれば、クリムゾンパックとか作ってくれそうなのに...例1例2例3

 とはいえ、もし私がメッセサンオーの経営者なら、母体数2桁のクリムゾナーに目を向けず、現行路線を突き進みます。


2003.6.6 *
creative commons方面も分散コンピューティング方面も、今日は色々ありました。
 SARS拡散予測のEpidemic Alertsが始まりました。
 が、Win2000〜で、Win98ではインストール途中で蹴られてしまう。
 今PCが壊れてWin2000機が無い状態なので、当方がインストールして確認できるのはかなり後になりそう。

creativecommons.jpが立ち上がり、日本版クリエイティブ・コモンズはいよいよ本格化。
 皆が翻訳を避けていた(ように思われる)ライセンス詳細Legal Codeのドラフトが公開。
 でもPublic Domainに関する詳細は無しですね。

 まだAttributionとAttribution-ShareAlikeしか読んでいないのですが、フェアユース条項(2項)をそのまま残して、分離可能性条項(8.雑則(c))が記載されている形を取っています。
 かなり原文に忠実なライセンス草案のようです。

 ネット環境下の著作権と公正利用(フェアユース) (弁護士 藤本英介)
 フェアユースに関して、日本では条文の規定以外に想定するのは難しく、米国の判例ではフェアユースは「事実上定義を拒むほどに柔軟」な状態。

 「フェアユース」が与える範囲が余りに幅が広い可能性があり、具体例が提示されておらず、かつ日本に無い概念であり、ライセンスとしてここまで曖昧で幅広いものを盛り込むべきなのが迷うところ。
 とはいえ日本版で削除してしまうのには、強い抵抗が自分にもあります。
 もし私が翻訳していても、同様に、フェアユース条項(2項)をそのまま残して、分離可能性条項(8.雑則(c))が記載されている形を取ったと思います。

 この状況について、日本語版ライセンスでなんらかの説明をしなくてもいいのだろうか。
 やればやったで混乱を招きそうだし、するべきなのかどうか私自信判断付かず。


GPLとCreative Commons ライセンス (羊堂本舗 2003-05-01)
 creative commonsは当面ソフトウェアのライセンスは行わないのですが、「雑誌に写真を掲載するつもりが肖像権侵害発覚で印刷中断」とか現行のcreative commonsでも考えられそう。

日本語ライセンスを見ると、「保証する」(5. 表明保証及び無保証(a))と記載しながらも、責任回避(6. 責任制限)も記載しているという状態です。
 ちょっと、(6. 責任制限)の、「許諾者がそのような損害発生の可能性を知らされた場合であっても」の意味が掴みにくいこともあって謎です...

 裁判所がどう判断するか判らないのですが、表明保証してんだから責任回避の条項は無効という判断が出たという困難なケースを仮定して、どうなるか推測。

 3月3日にも記載したのですが、このライセンスを裁判所がどう判断するのか自分には不明です。
 民法の典型契約(条文に記載されている契約)なのか非典型契約なのか。
 典型契約だとしたら、贈与契約(民549〜554条)だと思っています。

 贈与契約は551条で贈り主の責任について、
 と記載しており、つまりAさんが他人の権利を侵害しているのを知っていながら、そのことを伝えなかった場合のみ損害賠償支払いの可能性が。

 これへの対策として、(6. 責任制限)の「許諾者がそのような損害発生の可能性を知らされた場合であっても」が記載されているのやも。(米国法は知りませんが原文にも同様の文言がありますね)
第三者に関する記載を見落としor理解できていませんでした。修正・詳細は7/21ご参照下さい


Creative Commons 関連 [Code] (辺境から戯れ言 2003-05-01)
 私も今のccライセンスは厳しくないというか、法的問題が起こることを極力少なくするためにも厳しいほうがいいと思っていまして、ライセンスがコンビニエンスストア並に気楽にはなれないというのは強く同じです。

 家を買うのと、ガムを買うのは違います。
 ccライセンスは、どんなライセンスでも非営利なら無限の複製を認めていたり影響力が大きいです。
 他者への影響力も大きい事柄では、しっかりしたライセンスを提示する必要があるでしょう。
 しかし、契約・ライセンスをしっかりと行うというのは労力・エネルギーのいることです。

 問題は、「その労力を払って、では、何が得られるのか?」
 それがしっかり体感できなくても、そんな大きな労力を払う人 --今使ってくれてるような人々--は、理念・思想に基づいた人がほとんどでしょう。
 それでは拡大・進歩の歩みはゆるやかです。

 creative commonsがデータベースを備えて、

 「こんなに沢山の選り取りみどりの映像や音楽・詩を使って、あなたは自分の創作活動に使うことができるんですよ」

 というメリットを提示できていれば、「自分もcreative commonsのライセンスを提示しよう」と、厳しいライセンスを理解しそれに適合した作品をわざわざライセンス提示する労力を支払ってくれる人々が、多く出てきてくれるのではと考えています。


2003.6.5 *
クリエイターズファイル:エコールソフト真鍋賢行さん (Gpara.com 2003-05-26)
 「『ムサピィのチョコマーカー』(サターン/発売元:セガ)」とは一体。
 ドリキャス/発売元:エコールのはず...

 毎週1回誰かにお話を聞くとなりますと時間をかけられないのでしょうが、もっと深く長く聞いて欲しいというのは贅沢でしょうか。
 さりげなくTVでは放送できない言葉を使ってナムコの二村 忍さんを次に紹介する真鍋社長。

 時期的に6月26日発売のギャルゲー空を舞う翼をプッシュするのかと思いきや、ゲイゲームのCOX-BAXを押すとは。
 空を舞う翼は移植ということで、エコールとしては余り積極的に関与できないこともあるのかな。

 COX-BAX、私が言うのも大きなお世話なのですが、もっとこうゲイメンが喜ぶ「熊さん」みたいなキャラを登場させなくてもいいのだろうか、ちょっと不安だ。
 馬鹿なガンシューティングゲーム出したソフト会社おっかけてて、こんなことを心配する日が来るとは。

 「熊さん」は「三つ編み眼鏡っ子」みたいなもので、趣向が細分化されていて、それ程みんながみんな「熊さん」を好きなわけではないのかな。
 「ゲイ向け本格派」を売りにして、やおい系を客層の大きなサブターゲットとして意識してることもあってだろうか。


 DualマザーBP6を片CPUにして、旧来のWin98環境で使用。
 速度は1470→533ですが、ブラウザ・メール・エディタでは、体感速度がそれ程変わらない。
 うわ〜、こりゃやばいですねPC業界。ってサンプル数:1かよ(笑)

 もっと酷いストレスがかかると思っていました。
 いよいよ故障するまで使う時代なのでしょうか。
 HDDが足りなくなるのがメインの購入動機になりそうでしょうか。
 それ以前に、まだWin98使ってる私がやばい。

 cell computingについて総括...というと生意気ですね...「今までの過程とまとめ」を記述しようと1月ほど前から思ってはいるのですが、なかなか進まない。
 今まで勝手に放言をまき散らしてきて、その自分で散らかしたのをまとめるという時点でグズっているのは子供ですね。(笑)


2003.6.4 *
クリエイティブ・コモンズの国際化プロジェクトは最近、フィンランドと日本が上がっていたのですが、フィンランドが公開へ
 「次は日本」と書かれていますね。
 まだドラフト状態のようですが、フィンランド語版のライセンスなども。

 フィンランド語版ライセンスをサポートしたのは、ヘルシンキ情報工学研究所(Helsinki Institute for Information Technology)


2003.6.3 *
換えのマザーは当初動くが、その後、起動不能に。
 そういえば、99年頃より新しいマザーを持って無い。
 Socket370のマザーなんて、今ではほとんど売ってない。
 頼りにしていた中古店はネット上の情報では、もう閉店。
 所有する他のマザーでは、大容量HDDをうまく認識せず。
 あぁ、PPGAでいいんでSocket370のマザー、できればISAバスのあるもので、うちにある大容量HDDを認識するものをなんとか...そんな都合のいいマザーが見つかるとも思えない。

 マザーを交換するとすれば、今度はAthlonだろうか。
 CPUも買い換えないといけない。
 恐らくメモりはDDRだから買い変えないといけない。
 電源もしっかりしたものに買い変えなければいけないだろう。
 ISAバスはもうないだろうから、音源カードもPCIのに買い変えないといけないだろう。
 HDDは80Gのほうは、大容量未対応用のMaxtor提供のフォーマッタ(?)を使ったが、そもそもこれを読むことが出来るんだろうか...
 そもそも最近のPC動向を知らない。何か一冊雑誌でも読むべきか....

 馬鹿馬鹿しい。
 金をかけて前の環境を取り戻すのに必死だ。
 しかも環境を取り戻したところで、私は今までと同じく、こいつで金を稼ぎ出せそうもない。
 やめだ、やめ。

 と言っても、多分、そのうち、Athlonとマザーとメモリ買うんだろうな、あぁ。


2003.6.2 *
メインPCが電源を入れても起動せず、電源が切れない。
 最初電源boxを疑うが、別の電源Boxをマザーに繋いでも変わらず。疑惑の電源Boxを別のマザーに入れれば起動。
 CPUを載せ変える,メモリを変える,ボードを抜く...色々やっても同じ。
 あぁこりゃマザーボードAbit BM6のようで。

 10年前PCが壊れていたら、もっとショックを受けていたかも知れない。
 今は換えのマザーをなんとか調達できることもあり、「あ〜〜移転めんどくせ〜〜」とか思ってしまう。
 とはいえ大容量HDDに換えのマザー(Slot1)が対応しているのだろうか...BIOS書き換えればなんとかなるのか...あぁぁぁぁめんどくさいぃぃぃぃぃ。
 もう自作への興味が薄れてしまっているので、こういうのは、ただの苦痛。

 マザーAbit BM6中古を売ってる所見たんで、そこにまだあれば買おう。
 もしAbit BM6のマザーを適価で売ってやろうという方がおられましたらmat-t@mh1.117.ne.jpまでメールいただければ幸いです。
 できればBM6マザーのBIOSは40GB以上の大容量HDDに対応しているのにしてもらえたら嬉しいです(笑)
 ご希望ならば、お支払いに加えて、当ページ群の何処でも(分散コンピューティングの紹介でもcreative commons日本語情報でも)お好きな場所に、あなた様のバナー広告でも3ヶ月ほど張りますぜよ。

 って、結局、同じマザー見つかるまで、そのままかよ。(笑)
 それに、こんな所で告知したって見つかるわけないよ。。・゚・(ノД`)・゚・。 ウァーーン
 しばらく移転する時間もやる気も取れそうにないので、ページの更新等は規模縮小します。ごめんなさい。

 それにしても、「PCが壊れた」とか「HDDがクラッシュした」とか、こんな話聞かされても、全然面白くないし、見て下さる人にとってプラスになるものも、何も無いですね。....すみません。

 あぁ、そうそう、GIMPSが40番目のメルセンヌ素数見つけたかもだって。


2003.6.1 *  同人誌とアイコラ
メジャーvsインディーズ? マンガ産業、その教条的市場主義に対する挑戦 (境 真良 経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課長補佐長いよ IT@RIETIコラム 2003-05-14)

 おたく系のものを、外部の人間が経済的価値を見いだして誉めたりする部分の、おたくから見て感じる安っぽさ・胡散臭さを、立場上色々な事柄についてコメントしなくてはならないせいか、この方は判りやすく表現しています。

 この手の官僚批判に見える話題は安っぽいので、安っぽい人間である私が安っぽい話題を出して、ダブルチープでどうするという話を、こういうのにお決まりの社会で批判されてる物と結びつける、更に安っぽい話を安っぽい人間である私が安っぽくするのが今日のお話。

 コミケを、メジャー出版社各社は作家発掘・育成の場として、端的に言えば効率が良く、利用しており、この効果が他の産業でも重要なのではと、コミケを -- 正確には、コミケと出版社,大手レコード会社とインディーズの関係を -- 評価する発言。

 長年かけて、ここまで大きくなり人材の育成場としての重みもできた今となっては、このような発言もできるでしょう。

 だが、20年弱前、初めてコミケが爆発的勢いを持つ、キャプテン翼のやおい漫画が隆盛を誇った時に、彼はコミケに価値を見いだしただろうか。

 境 真良氏は、昨年8月、アイコラ(アイドル・コラージュ画像)についてこんな発言をしています。
【レポート】アイコラが照射するインターネットの光と影 - パネルディスカッション(1) (MYCOM 2002-08-12)

 20年弱前、キャプテン翼のやおい漫画が勢いを持っている頃、初めてコミケに世間の注目が集まれば、彼は、きっと、こんなことを言うのだろう。

 アイコラに限らず、ここではコラージュ全てを一つの文化として考えるべきだと思いますが、もしアイコラというものが、ポルノ性を表に出さず芸術性や社会性,時事性を出した作品がたくさん輩出され....いや、アイコラの内容は今のままでもいいから、時間が経つと共にアイコラ制作者が、映画他映像製作のCG処理や,タレントのCDジャケット制作など映像活動の表舞台に参画するようになれば、また彼は、こう言うのだろう。

 アイコラと同人誌の違いはなんだろう?
 同人誌も二次著作物によるポルノだけで金額ベースで2桁%を,やおいも含めれば5割に迫るように見えます。販売までしているのだから、アイコラを非難する理論で行けば悪質とも言えるかも知れない。

 人材育成的観点からすれば、お祭り性を持つ巨大な場の有無と、時間・歴史の長さが大きな面を持つのではないだろうか。
 アイコラは恐らくフォトレタッチなど、コンピュータ・CG技術の発展と共にある。
 個人がそこまでの物とインターネットという発表の場を手軽に持てるようになったのは97年頃からだろうか。
 同人誌には17年程の遅れがある。

 アイコラは生まれたばかりで低レベルな赤ちゃんなのかも知れない。
 経済産業省的観点からは、赤ちゃんは、やかましいだけで、まだ何も生み出していないように見えるのかも知れない。
 その一方、インターネットという発表の場は存在し、誰でも容易に目にすることが可能。

 だが、ここで非難し潰してしまって本当にいいのか。
 キャプテン翼やおいブームの頃に、「原著作物の権利がこんな形で侵害されている。反対だ」と、コミケを潰してしまえば、 -- コミケを潰すのは容易に見える。会場を借りれなくしてしまえばいい -- 現状のたくさんの作家を生み出す状況は無かっただろう。

 フォローするわけではないが、境 真良氏は正しい。
 彼は常に、その時・その時点・その場面で正しい発言をしている。
 だがそれは、潜在的可能性ではなく、土地や資産など担保となるものを持っているのを見て金を貸す銀行のようなものだろうか。(お決まりの社会で批判されてる物と結びつけクリア)

 そういうのは今、スクリプトがやっているようです。
 インターネットバンクも市中の銀行も、お金借りたことないからよく知らないですけど。

 私はアイコラの擁護者でもないし(そもそもモーニング娘の名前を一人も言えないような人間)、同人文化のそれ程熱心な擁護者でもありません。

 むしろ文化の発展を考えると、少し前の漫画・アニメ・ゲーム,近年それらは価値を見いだされたので今では同人誌・アイコラ・エロゲー等のアンダーグラウンドに位置する文化は叩けば叩くほど、迫害されれば迫害されるほど --実際に迫害されなくても、迫害されてるという意識だけで-- 、洗練されて、素晴らしくなってきたように思います。

 ただ場を奪うようなことはせず、場だけは配慮されればなぁ、と思う。
 いや、場が無くなれば、また別の進化を遂げるのかも知れない。
 インターネットという場を消し去れない現状では、そのような進化は容易に見える。
 WinMXで日本国内で世界初のファイル共有による逮捕者が出た後、日本国内からWinnyが登場したように。



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