的日記


2001.6.30
NTTから手紙。
中には、佐川急便の代金着払宅配伝票が1枚入っているだけ。
ADSLの回線状態・今後の見込みに関する記載を期待した私が馬鹿でした。

佐川の営業所探さなきゃならんのかな...電話したら取りに来てくれそうだけど。
まだあれから連絡無いし、しばらく出すのは待つことに。

Fold Frag。
フラグ(旗)が立つということからのネーミングですが、旗はFragじゃなくてFlagですね(恥)。


2001.6.28 PM
 NTTから「ADSL試したところ、固まってしまう」と電話有り。改善の見込・予定は一切不明。
 工事日も決まってADSLモデムも送料着払で送りつけといて、そんな...

 昨日、プロバイダ側とのADSLオプションの追加料金契約が発効した状態というのに。
 一体どうなるのだろうか。
 とりあえずNTT側からの更なる情報を待つ。
 昨日解約したばかりのテレホと再契約。む〜〜


2001.6.28
素因数分解プロジェクトへの参加方法
 ...和製プロジェクトです(!!!!!!)。参加は、他のプロジェクトに比べて難しい模様。現在勉強中。


2001.6.27
 United Devicesのクライアントソフト用のヘルパーツールにUD Monitorってのがあるのですが、UDのタスク終了後、別のプログラムを起動する機能が、オフライン環境下で人のいない時に、UD→d.netと自動で渡ってくれて便利。

 この機能のFolding@home版が欲しい。と言うことで作ってみました。
Fold Frag (In Pass Ver0.1a) (Windows用)
 しょぼいです。
 60秒毎にresults.datが存在するかチェックし、存在すればdnetc.exeを起動します。
 これは誰もダウンロードして下さらないと思いますが、それは凄く正しいと思います。(笑)

 Folding@homeがインストールされてるフォルダに一緒に入れて下さい。
 dntec.exeも同一フォルダにあるか、又は、パスが通っていないと実行できません。
 私は自分でプログラムにdnetc.exeが存在しているパスを書きました。(最低)
 とりあえず、ソース(と、VBのも呼ぶんだろうか)も入れておきます。各自で変えて下さい(酷)。またVB2で開発です。

 ファイルの存在をチェックして、実行するタイマーソフトがあれば、こんなの使わずに、それを使うのが良いとおもいます。
 それなら、自分で作る前に探せばもっと良い物が使えるわけですが、テレホ前にちょっと時間が余っているので、その間に作ったという、いかにもな物です。

 Folding@homeは解析を終えると、results.datを作ります。このファイルの存在をチェックすれば良いです。
 ただ、結果を送信すると、results.datは削除されるので、チェックする間隔によっては、フラグが立たないかも。
 まぁ、オフライン利用者向けということで。

 自分の作る物のしょぼさ・だらしなさに、目がつぶれそうです。


2001.6.26
あ、今日は繋がりますね。>ogr-24個人上位


2001.6.25
・d.netの配慮??
 OGR-24は新しいstubが配られることも無くなって半年程。

 既に、20人弱により、Athlon1.4G機が3台あれば出るような処理能力にまで落ちていますが、チームの昨日1日の処理上位ランクには繋がっても、個人の昨日1日の処理上位リストは繋がらないようになっています。

 これは、「お前らがいつまでも処理しきれねぇstubかかえてるからプロジェクトが終わらないだろ」という批判が今もstubを持って解析してる人に向かうのを避ける狙い??


2001.6.24
United Devicesの従業員は70人
一人の人件費が年間6万ドルと換算すれば、総額5億2000万円。
大きなお世話ですが雇い過ぎに見えます。(ほんと大きなお世話だ)

しかし、Parabonも50人以上雇っているようですし、意外に人員がいるんですかね。

 今までのボランティアベースに比べれば営業人員はいるでしょうが、どうしてこんなに...

 United Devicesは、Intelという冠スポンサーも見つけ、人と金を集められて、一番有力な商用一般参加型分散コンピューティングを行う会社だと思っていたのですが、「商用プロジェクトであるネットワークパフォーマンス調査に参加してくれ」なんてメール出したり、数百万人という、かなり大風呂敷な参加者を見込んでいたり、不信感というか危なっかしさを拭い切れません。

 大部分の(少なくとも日本からの)参加者は善意で参加しています。
「ライバルの**チームをぶち抜いてやりたいから、お前も手伝え〜〜〜」ではなく(笑)
 そういう人々の善意を利用してビジネスモデルを立ち上げ、資本を投下し、大量の人間を雇い、大規模に行うのはいいですが、キャピタリストが手を引いた時どうなるのか?
 Distributed Scienceのように投げ出してしまうんじゃないのか?参加しながら不安です。

 5月30日にプロジェクトは全部で1年の予定と、期限を区切っているので、Intelのスポンサードもあるし大丈夫かなと思っていたんですが、Intelがスポンサードしてても、それ以上に風呂敷きを広げているようで...


2001.6.23
A.I.の先行ナイトに。
最後の設定は、いかにも泣いて下さいって感じで、ちと引いた。

 海外での謎な展開を見て、そんな展開を期待してたんですが、ロボット解放運動も、海外のインターネット分散コンピューティングサイトもリンクした分散ブルートフォースパズル(?)のRUR-14も、映画との関係は不明。

 ロボットと人間との関係が全体の背景となっているんですが、日々プレゼンスを拡大するロボットへの憂さ晴らし的に、人間が、意識のあるロボットをぶっこわすショーを楽しむシーンがあるのですが、最近話題になった、仕事中にPCぶっ壊すまさにコレですね。みんなで楽しんでる点など。

ゆかたまつりで凄い人でした。
首にかけてるのを見て急に欲しくなって、トロ(どこいつ)の抱っこちゃん風船を買いました(^^:
サンリオ物にはコピーライト表記があったけど、これには無し...そういえばどことなく形も少し違うような(笑)

前々から独特のメッセージ性を持った広告で気になってたドラテレの団扇を捕獲。
団扇にURL書いてあるよ。一応子供は行っちゃ駄目。http://www.doratel.com/
でもこっちは子供も多分大丈夫http://www.doratel.org/

 あ、ちなみに、ドラテレというのは、ドライブスルー型テレクラの略です。多分。車持ってないからよく知らないですけど。
 我が町ではないですが、住宅地にできるというので反対運動が起きてニュースになっていたのを見たことがあります。

 ドイツ車(確かBMW)を選挙カー風に改造してハードロック系の音楽を流しまくるドラテレ凱旋カー,広告が規制されることになった時の「何も書けません」広告,そして現在の「地球環境を考えるNGOドラテレ」広告。
 かなりの物量を投入していて、興味のない人でも、街ではよく目に入ります。

 私はデスクリムゾンを知る以前、ドラテレカー・ドラテレ広告のファンサイトを開こうかと考えておりました。
 しかし、どんな内容にしたらいいのか思いつかず、断念してしまいました。
 最近の車はhttp://www.doratel.org/で見れまふ。車はなかなか凄いです。一見の価値有り。


2001.6.22
期待せずにはいられないYahoo!BB。
あぁ、こんなことなら10BASE-Tで家庭内LAN構築するんじゃなかった。
別のPCからでかいファイル引っ張ってきたりしたら、Inetが間違いなく遅くなる...う〜ん。

そんな今日、NTTからフレッツADSL開通予定の連絡あり。
くぅ〜、タイミング悪過ぎ。
Yahoo!BBを聞くと月4600円は異常に高いな。
ただプロバイダ移転でURL変更は、もうやりたくないという意志が大きいです。む〜。

Folding@home日本語FAQ。とりあえず全文は翻訳したけど、まだまだ意味不明な点も多いです。う〜むむ。
唸ってばっかり(笑)


2001.6.21
Folding@home FAQ日本語訳公開。
って、後ろの方、まだ訳せてないよ(笑)

意味不明な所も多いし、もうちょっと完成度を上げて全文訳せてから正式公開を


2001.6.14
小泉内閣メールマガジンが登録100万人。
 とか喧伝してると、これに似せたスパム・詐欺が、色々登場しそうですね。


2001.6.13
FLOPSの謎
 FLOPSは1秒間に浮動小数点演算を何回行なえるかというコンピューターの速度指標の一つです。
 分散コンピューティングでは、よくプロジェクト全体の処理能力を表現する時に登場します。
 ・SETI@homeは大体30TFLOPS(秒間30兆回の浮動小数点演算)前後の数字がCurrent Total Statisticsには表示されています。
 ・United Devices社は、「数百万人の参加で50TFLOPSの能力を」と語っています。
 と、よく使われる言葉なのですが、パソコンのFLOPSとなると、なかなか実体が掴めません。
 色々なニュースから追っていきましょう。

次世代ゲーム機「プレステ2」、スーパーコンを凌駕(日経新聞)は、PS2は6.2GFLOPS,DCのSH-4は1.2GFLOPS,PowerPC G4 500MHzは平均1GFLOPS

アップル、G4マックを発表 1ギガflopsの演算速度(毎日Interactive)は、PowerPC G4は1GFLOPSで、P3-600の最大2倍

どうやらPentium3-1.2G弱〜1.2G(そんな製品無いですが) = PowerPC G4 500MHz = 1GFLOPS(1秒間に10億回の浮動小数点演算)と言うことになるようですね。

ゲームでは5、6年負けない 画像機能に集中して進化 プレステ2(朝日新聞 ネット最前線)も、PS2は6.2GFLOPSと記載しています。

 プレステ2は凄すぎます。どうしてなんでしょうか?
 これは、プレステ2のCPUがCPU兼三次元画像処理機能を兼ね備えているからではと推測します。

 PCでは、CPUとVideo Card(Graphic Card)に役割分担されていますね。
 Computer Shopper誌は、99年秋発売のビデオカードGeForce 256は、nVIDIA社の発表資料によると、この演算ユニットの処理能力は50G FLOPSと記載しています。

 ちなみに2002年完成予定の世界最速となるスーパーコンピューターの地球シミュレーターは、NECが0.15ミクロン銅配線プロセスルールで作る500MHzのチップ1つが8GFLOPSです。

 スーパーコンピューター(科学計算の世界)もプレステ2と同じで、共に浮動小数点演算性能が要求される世界です。
 それに比べてPCは、Word,Excel,IE等の利用をメインに想定し、浮動小数点演算の性能は余り要求されません。

 そんなPCで、UDやSETIのような浮動小数点演算を要求されるプロジェクトは、ちょっと不利ですね。
 PCのビデオカードでも、浮動小数点演算機能だけを別途利用できるようになると嬉しいのですが...精度的に科学計算の分野では使えないのでしょうか。DirectX7からはレンダリングだけでなく座標変換や光源計算のようなジオメトリ演算をGraphic Cardでやることができるようになりましたが、一部の(本来の)用途だけでなく色々利用できないですかねぇ。


2001.6.12
 6月10日から、dcypher.netもDistributed Scienceも繋がらないことに気づきました。
 そして、現在も繋がりません。

 Distributed Scienceが行っていた核廃棄物の最も費用効率のよい長期保存法を探るGamma Fluxは、スイスの核化学専攻の大学院生が企画し、当初dcypher.netにより運営されていました。

 両者は合併しましたが先月破綻しました。

 結局、このプロジェクトはこのまま終了なんだろうか?
 今まで参加した人の成果は、どうなったんだろう?
 ある程度、有力な結果が見つけられていたら、それは公開されるのか?あるいはせめて企画した院生さんの元には届いたのか。

 たくさんの参加者のeffortを捨ててしまうことになったらダメージは大きい。その影響はプロジェクト参加者・プロジェクト運営者に限らず、他のプロジェクトにおいても。
 Popular Powerの破綻もあり、参加者は企業運営のプロジェクトに注意を払うようになって当然だろうと思います。

 厳しくなった経済環境・まだ存在するかもあやふやな市場環境の中、彼らの破綻の原因は、突き詰めて考えれば、フルタイムの人間に給料を払っていた(であろう)ことにあります。
 d.netのように「社員を持たない」(運営者はお金を一切もらえない)なんて運営方法なら、破綻することは無かっただろう。

 そしてDistributed Scienceは、運営方針の転換を計れなかった。
 企業なのだから当たり前と言えば当たり前なのですが、それにより参加者に企業運営プロジェクトへの不信感を高めることになりそうです。残念です。


2001.6.8
 United Devicesでも、そして昔、SETI@homeでもそうだったのですが、

    「これが本当に解析しているのかどうか判らない」

 という批判があります。

 これはその通りで、そういう疑念を持つことは重要だと思います。
 そういう批判に対して、参加者ができることは少ないですが、プロジェクト運営側ができることはいくつか有ります。

 1つはクライアントプログラムのソースリストの公開。
 d.netは送受信部以外(不正結果送信対策で非公開)の主要な処理部分に関してはソースリストを公開しています。
 理想はソースリスト配布して、「自分でコンパイルして、それで解析した結果送っていいからね〜」でしょうか。不正改造クライアントの問題を誘発しそうですが。

 もう1つは断続的な結果の公表。
 folding@homeは、解析結果(タンパク質が折り畳む過程の動画)を次々に公開していっています。解析に参加した人々の名前と共に。

 ただ、後者は1つの物事に長期で挑むプロジェクトでは当然無理で、前者はセキュリティの問題もあり、また商用プロジェクトでは公開に否定的な可能性が高いです。
 そうなると、批判・疑念は噴出しても仕方無いという状況だと考えます。

 プロジェクト運営者(社)には、「理解する奴だけで良いよ。否定的な奴はどうせClient入れないだろうし」ではなく、ソースの公開等にも積極的になってもらえれば更なる理解と疑念の払拭にもなれるのではと思います。


2001.6.7
Mindpixel、人様が入れた文にTrue/False判定するのが面白いです。

>Most Indian Software Engineers employed in USA are greedy.(アメリカで雇用された、たいていのインド人ソフトウェア技術者は貪欲である。)
 答えに窮するよ〜〜(笑)

>All people should try sex with a person of the same sex at least once.(すべての人々は少なくとも1度同性と一緒にセックスを試みるべきである。)
 キリスト教的価値観の強いアメリカでは迫害されてる同性愛者によるものか?あるいはFalseを導くための質問か?立場が明確でないから、心おきなく書けるんだろうなぁと思ったり。

 Mindpixelは今年の年末には200万人のユーザーを目指し10年で10億文集めると2000年7月に書いているものの、今現在37000人。無理っぽそうですね。
 予想との落差に驚いて辞めてしまわないかちょっと心配です。面白い試みなので続けて欲しい。


2001.6.6
 姫路市の与党会派が播磨空港特別委を廃止したり、地元の播磨空港が計画凍結に本格的に動き出しました。
 他の地方空港と同じく、ほとんど利用されない赤字施設になることは明白だった。交通の便も悪そうだった。

 反対運動に参加することも真剣に考えたが、活動内容が「経済的・現実的側面からの、批判・市民への反対に対しての理解・支持を得る」という色合いがどうしても薄くなってしまっているように見えて、参加は見合わせた。


2001.6.5
 漫画家の谷川史子先生に再度はまっています。
 それまでも本と掲載雑誌は時々買っている程度だったんですが、歌詞カードに1枚絵を提供しているというだけでTo HeartのドラマCDを買ったり,小説に挿し絵していると、その小説を買ったり。
 またオムニバス形式の短編書いて欲しいな〜。

 数回飛んだものの掲載雑誌クッキー誌も購入。
 そこで「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」緊急アピール『私たちは新古書店でのコミックスの売買に反対します。』という面白い意見広告(というか出版者側が、この会から要請を受けたとして掲載している)を見かけました。

 このアピール文で新古書店とは、「従来の古書店とは違って、限りなく新刊に近い古書を廉価で売る大規模型古書店」と定義。要はブックオフ・ブックマーケットとかですね。

 新古書店については、ゲーム業界の中古ソフトと同じく作家への還元がなく文化の育成に良くないという論理。ただ法的根拠に関しては流石に具体的な記述は無く、新古書店・漫画喫茶を利用する前に「我々の主張を考えて欲しい」と漫画ファンに訴えかける内容。

 また漫画喫茶に対しても同様の主張。
 漫画喫茶って行ったこと無いのですが、前から「貸与により公衆に提供する権利(26条の3)」辺りを侵害していると捉えることもできるのではと思っていたのですが、アピール文では「音楽・ビデオでは貸し借りする際に創作した人らの利益を擁護する処置があるがコミックスには認められていない」と記載。

 法律見てみたら、附則4条の2で、「26条の3は、本・雑誌の貸与には、当分の間、適用しない」って、ひゃー。

 なんでこんな事になってるのかと調べると、昔(昭和20年代後半〜40年代)、貸本業というのが存在していて(確かつげ義春は無名の若い頃、貸本用に書いてたとの記憶有り)、当時特に問題が顕在化していないので貸本業を保護するために、「当分の間」と記載した上で、この附則4条の2は出来たようです。
 わざわざ「当分の間」と区切っていることからも、これに関しては法改正の余地が大きいですね。

 新古書店に反対しても効果は少なく徒労に終わる可能性が高いです。メインをこっちにすれば要求が得られる可能性は高く見えます。
 弁護士がついてるんだから、そんなこと判るだろうにと思うが、こっちの方が被害(と彼ら作家が思う点)が大きいのかな。
 それとも戦い(運動)が長期で続いて欲しい弁護士に乗せられて新古書店メインの運動方法にされてるんじゃ...あっ、副島隆彦氏の影響がちょっと入ってますね。副島隆彦氏マンセー。


2001.6.4
 最近、ちょっと時間があると、みんなで教えて育てる人工知能のmindpixelに何話そうか考えています。

 自分の英語力を考えると、英語で教えるのは愚行の極みですが、プロジェクト運営側は文法・綴りの間違いといった「ノイズはこの人工知能の神経回路網にとって良い」と言ってるんで、やっています。
 しかしスペイン語入れてる奴も多いのには驚き(笑)

 面白い試みですが、会話というより一方的に質問し,それにTrue/Falseで答えてくれるだけで、どれくらい、この人工知能が育っているのか判らないのは残念なところ。

自分の行った人工知能の会話はこんな感じでした。
  Tomato is red.(トマトは赤い) - TRUE
  Paper is made from pulp.(紙はパルプから作られる) - FALSE
  Cards is a popular card game.(トランプはポピュラーなカードゲーム) - TRUE
運営されてる方は、人間らしくなるには1億文以上教えないと駄目だろうと言ってますが、現在35万...先は長いです。

副島隆彦の学問道場
 どくとるひらめさんに教えてもらったのですが、私はこの人が正論誌で書いてあるということを聞いただけで、言論系の人だろうという予想は立つ程度で、どんな人か知らないままホームページを見て、久しぶりに無防備な状態で強力な電波に当てられた感じです。ふらふらです。そのことに敬意を持ってリンク。

 webからでなく、この人の本や文章から入っていたら、きっとこんなことは無かったのだろう。
 トップページはいきなり有料系の告知ばかり,フリーページサービスのページを縦横無尽にフレームに取り込まれていたり(何故、同一webサーバで無いのだろう),誰が書いたのか、彼のページなのに、どうして別の人が書くのか(それは大きなお世話か)よく判らなかったり,ページを見ただけで同意したことにするという法的にかなり無茶なことを言っておきながら裁判・法律関連の本を書いていたり...ちゃんと文を読むレベルまで(私の方が)来ていません。
 言論系のページをガンガン見てる人には、これぐらい普通なのでしょうか?ただ文自体はかなり興味深いものも多い模様。

 この方のページを見て、今までの自分のページ作りの、「誰かがどこかで書いているようなことは載せず、他の人が作っていないという点でせめて付加価値のある物を。それがあればいいはずだ」から、「読みやすく,初めての人にも判りやすいページ作りを心がけるべきだ。少なくともそれで失う物は少ない」という考え方の比重が大きくなりました。ここ最近ちょっとそうなってきてるんですが、これ当たり前といえば当たり前のことですけどね。


2001.6.2
田中まき子(例によって漢字不明)の外相は人選ミスだった。小泉首相もそう思ってるだろう。
 小泉首相曰く「ポストはころころ変えない」ので続くのでしょうが、田中まき子側が投げ出す可能性はありそう。参院選までは持つだろうが。

 外交は世界中の他の国に対しての信頼を得る上で、一貫性が基盤として重要になってくる。
クリントン(民主党)→ブッシュ(共和党)のような大々的な変化があり、施政方針演説のような形で公に外交方針を変えたことを明言した上でなら判るが、今回は同一政党でのよくある政権交代だ。

 ころころ「前政権のミス,台湾の李登基(例によって漢字不明)前総統はもう受け入れない」「いやそんなこと言っていない」,「各国に対して米国のNMDに懸念表明」するも内閣の考え方とは食い違いがあるようでは、不安定で信頼性がおけないように見られ結果、世界での日本外交の発言力自体に陰りを生じさせることになる。
 これは田中まき子が辞める程度では拭いきれない陰を落とすことになる。

また外務省官僚批判はいいが、それがメインになってしまっている。
外に向けての仕事なのに、内部に力がシフトしまっている。

 膿を出しきるという意味では、まだ田中まき子のブラス面はあるが、外交での微妙な問題に対する内閣の考えを逸脱する発言とを照らし合わせると、マイナス面の方が大きいと思う。

やるなら、田中まき子は、国土交通省辺りだった。
あれならどれだけ内部改革に力を入れて、他の事柄が疎かになっても悪影響は少なかったし、どんな発言をしようとも世界で日本が失う物はほとんど無かった。


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