的日記 2003年7月  先月 - 来月
 IMPとPOV-Ray - 最高裁の口頭弁論をテープからmp3で公開する人の著作権 - 最高裁の口頭弁論mp3にccライセンス - electric sheepの動画 - electric sheep - ccライセンスを提示することで損害賠償請求の危険性 - cell computing処理能力販売についての海外報道 - 670651桁の素数 - OGR24再々配布,NFSNET 2^713-1 - NEOのb2 Stealth Program - 切実な問題

2003.7.31 *
登録もWeb上で自動的に行えるようになったことからムービー制作のIMPを走らせる。
 IMPが当初掲げていた30分以上の長編映画を作るという目標は、ひっこめたのでしょうか。

 POV-Rayをインストールしてる環境というのが面白いですけど、敷居高いかな。
 現在50名弱。

 この程度の絵をレンダリング完了するのにcele533で3時間前後。

 インストール時のオプション,又はimpfarm.iniのkeepframe=trueとすることで、レンダリング完了した絵はpng形式でローカルに残ったままに。

 レンダリング完了後、POV-Rayを終了すれば自動的にFrame送信。
 インストール時のオプション,又はimpfarm.iniをpovflag=/nr /exitとすることで、レンダリング完了後自動的にPOV-Ray終了→Frame送信→10秒後Frame受信→再度POV-Ray起動しレンダリング開始をループ。

 レンダリングするPOV-Rayのプライオリティは「通常」だから調節したほうが良いかも。


2003.7.30 *
Xbox暗号解読のOperation Project Xは、クラックされたのだろうか。
 MicrosoftのLegal informationに飛ぶ。


2003.7.29 *
25日に取り上げたOYEZJerry Goldmanインタビュー(本家creative commons)を少し読んでみましょう。
 アメリカでは、これで二次著作者となるのでしょうか?
 日本だと、難しいように。

 音声に関するものは知らないのですが、焦点が類似していて参考になりそうなものとして版画の写真(美術の撮影)事件(東京地裁 平成10-11-30)が挙げられそうです。

 この裁判、今回必要な争点だけ抜き取りますと、
   「版画をできるだけ忠実に再現した写真を撮影した場合、その写真に関して写真撮影者の著作権は発生するか?」
 というものです。

 裁判所の判断はこうです。
 今回の場合は、OYEZが録音したのではなく、国立公文書館が録音したものを修正しているのですが、独自に何かを付け加えるという意図ではなく、忠実に再現するためにされるものでしょうから、同じく『思想又は感情を創作的に表現したもの』(著作権法2条1項1号)には合致しないという判断が可能なように。

 繰り返しになってしまいますが、これは日本に当てはめて考えた場合で、アメリカでは、これで問題なく二次著作物として通るのかも知れません。


2003.7.27 *
OGR-24、98%で一週間ほど停滞している。
 新しいstubが配られないからでしょうが、7月中の完了は無理っぽい。

 今、万単位のGnodeを毎日提出してる人はOGR-24stub配布中に大量に備蓄したのでしょうが、トップチームDutch Power Cowsは、やはりうまくやっています。

 2位のslashdot.orgにダブルスコアで独走しています。


2003.7.25 *
最高裁の口頭弁論をオーディオ・ファイルで共有する新プロジェクト(WIRED 2003-07-17) - (同:朝日新聞
 米国立公文書館では最高裁判所の口頭弁論を録音保存してるそうですが、それを音声ファイルにデジタル化して公開するプロジェクトOYEZ

 creative commonsのby-nc-sa(氏名表示・非営利のみ・同様に共有)が提示されてますが、そもそも著作権者は誰なのでしょう。

 日本の場合だと、判決文などには著作権はないわけですが...

 (日本では権利のない,少なくともアメリカでも彼らには権利の無い)裁判での口頭弁論の音声を、米国立公文書館からテープを取り寄せ、デジタル化して音質を改善する処理を施すという。

 大変な労力です。
 しかし、彼らは著作者ではないと思うのですが...何故に彼らは、「名前の掲載を」「非営利のみ」「同様に共有を」と言えるのでしょうか。
 とはいえ、彼らの労力による権利を完全に否定することが正しいことなのかと問われれば答えに窮します。

 OYEZの運営側の方は本家creative commonsのインタビューも受けてますね
 creative commons側は現状の使われ方を問題視していないようにも。

 私は何か勘違いしているのだろうか。


2003.7.24 *
electric sheepは「task処理=スクリーンセーバー用動画生成」と昨日書きましたが、どうやら「task処理開始=スクリーンセーバー用動画受信」の模様。

 2.5MByte:4秒程の動画を、スクリーンセーバーを起動する度、かなりの確率でダウンロードしてきます。

 いや、びっくり。
 electric sheepは2年以上前からブロードバンド接続環境専用だったのですが、その理由はこんなところにあるのやも。

 転送料重量課金なら運営側は、とんでもないことになりそうですが、運営するScott Draves氏は、個人で光ファイバーを入れていたんだったかな。
 どうやら学内にも一部置いてあるようですね。


2003.7.23 *
フラクタルな炎の動画を作成するelectric sheepにベータ版ながらWindows版登場スクリーンショット

 クライアントソフトはスクリーンセーバーのみなのですが、当初、当方の環境ではスクリーン上で何も動かない状態だったのですが、数時間後には無事スクリーンセーバーとして動作。

 現在、ネットワークを監視する環境にないのですが、CPUの負荷率から考えて、taskの受信には問題がなかったようです。
 動作確認後、キャッシュフォルダを見てみるとmpegファイルが。

 どうやら、解析して生成できた動画データを、そのままスクリーンセーバーとして流用するようです。
 そのため、スクリーンセーバー(処理クライアント)起動当初は、スクリーンセーバーがスクリーンセーバーとして機能しないようです。

 task処理=スクリーンセーバー用動画生成ってのは新鮮(笑)
 もちろん生成された動画は、普通にプレーヤーソフトから再生できます。


2003.7.21 *
著作権とcreative commons実施権 (Karl-Friedrich Lenzさん)
 ccライセンスを提示した著作者が、損害賠償の責を負わされる危険性を指摘。

 既に日本語版ライセンスはver2になっているので確認できませんが、もし、「6. 責任制限」で「第三者に生ずる損害を除き」を見落としていたor理解できていなかったなら、6/6の日記は片手落ちというより失態レベル。申し訳ありません。
 ccのライセンスは --もしこれを契約書として裁判所が認めるなら-- 民法の贈与契約なんかよりライセンス提示者(著作権者)に厳しい。

 著作物を公開すれば、その中に第三者の権利を含んでいた場合、その第三者から賠償を請求される可能性が当然あります。
 これはccに限らず、どんな場合でもそうです。

 ccではライセンス提示により、条件付きであれ無限の転載を認めていますが、もし、その無限の転載を認めている著作物の中に、第三者の著作物が含まれ、第三者からccライセンス提示著作物の利用者(放送や出版,webサイトなどに利用)が賠償を請求された場合、ccライセンス提示著作物の利用者は、ccライセンス提示著作物の著作者に、損害を再請求できる。
 ところがGPLは、これを認めない。

 Karl-Friedrich Lenzさんは、この点を問題視しています。

 まずは、この問題を人々に知らせることから。

 日本語版ライセンスはver2は、かなり読みやすくなっているようなので、また時間があればじっくり読みたいところ。


2003.7.18 *
Japanese test grid computing (AustralianIT 2003-06-27 元配信はAgence France-Presseの模様)
 cell computing、処理能力の販売は来年3月までに前進予定,数名の顧客と協議中とNTTデータ側が語ったと記載。

 記事の日付から見て、cell computing、最終結果報告を公開を受けての記事だと思うのですが、同時期のiNTERNETmagzine誌8月号に掲載されたcell computingリーダー鑓水氏・技術担当岩崎氏へのインタビューでは、「遊休PC利用の商用化は2005年を目途に」と語っています。

 来年3月までに前進(go ahead)と記載してあり、始まると記載していないあたりがミソなのかも。
 とはいえ無名海外系は、なんか平気ででたらめ書くイメージが(偏見)


2003.7.13 *
670651桁 130816^131072+1の素数発見 (Generalized Fermat Prime Search 2003-07-12)
 また5番目の素数記録が更新。
 今回の発見にGFPSは積極的にコミットしてるんだろうか?ちょっと不明。


2003.7.10 *
NFSNET 10^227-1のふるいにかける作業が7/7に終了した模様。
 次のターゲットは2^713-1

d.net OGR-24は、またstubの再配布を行ったようです。
 再配布が早いペース。
 今度こそd.net側は本気で終了させる気なのかな。


2003.7.7 *
The NEO Project、b2 - Stealth Program Launcher公開。
 プログラムのバックグラウンド起動(PC利用者から起動していることが一切見えない状態にする)ツール。
 コンソール型の無意味に窓が開く分散コンピューティングクライアント向けに。
 4.99$のシェアウェア。当方のWin98環境では動作に至らず。

 ページにはシェアウェアであることは記載されていません。

 どうして、こうもNeoは、痛いのか(笑)

 「会社や学校のマシンに、こっそり入れるためにあるようなものじゃないか」
 と、思われてしまいそうですが、とはいえ、Javaで書かれたコンソールプログラムなどで、無意味にMS-DOS窓が開くのは不格好です。

 5$払う人がいるのかは謎ですが、プライオリティ設定も出来るようです。


2003.7.1 *
ところで、

 私を雇ってくれる所なんてあります?

 ....

 はふぅ....



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