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NTTのBIO@HOMEのニュース見ました 投稿者:kanbayashi 投稿日:2004/02/03(Tue) 23:52 No.21  
BIO@HOMEは今までと違って、仕事ができた時にコンピューターのリソースを利用するというシステム
で非常に面白いですね。本当はこういった形が正しい意味で、処理能力の利用って感じです。(今までの形は、計算内容があまり
に限られてしまいますし、リアルタイムではない)
 また、ポイント還元を具体的にやる所も珍しいと思います。3000円を超えるかもしれないというのは、結構大きいです。
MATさんはこのニュースどう思われますか?



2000年頃登場した、みんなが納得できるビジネスモデル Mat - 2004/02/04(Wed) 21:25 No.23  

当時は時代が速すぎたのか顧客が見つからず成功しませんでした。
今回も「実験」ですね。

ビジネスとして軌道に乗る--顧客を獲得し続けていく--には 、
信頼性・信用性・責任の所在で一般参加型は特に厳しいです。

この状況を変えられるのは、資本力・ネームバリューをもった形で、
損することを前提にしてでも、何度も・何年も進めて、
社会に浸透させるのが正攻法ではと考えています。
そういう一歩が踏み出されたのは嬉しいですね。

>仕事ができた時にコンピューターのリソースを利用するというシステム
あれ?そんな感じなんですかね。
他のプロジェクトと同様に24時間、常にJobをダウンできるのでは...



Re: NTTのBIO@HOMEのニュース見ました Nagareboshi - 2004/02/22(Sun) 03:03 No.31  

>>仕事ができた時にコンピューターのリソースを利用するというシステム
>あれ?そんな感じなんですかね。
>他のプロジェクトと同様に24時間、常にJobをダウンできるのでは...

確か必要なときに借りるとあったので、kanbayashiさんの仰られていることが正しいかと。



Re: NTTのBIO@HOMEのニュース見ました Mat - 2004/02/22(Sun) 12:08 No.32  

FAQに書いてありましたね。すみません。見落としていました。
http://www.bioathome.jp/faq/index.html#a39
センタへのアクセス時に実行すべき計算処理があれば、センタから計算命令を取得して端末で処理を実行します。

Nagareboshiさん、ありがとうございます。
また何かありましたら書いてもらえると助かります。



初心者心得 投稿者:水澄 投稿日:2004/02/17(Tue) 20:04 No.26  
始めまして。
grid computingに参加することを検討していますが、どこかに「参加初心者
心得」とか「注意事項」とか書いた、Web pageはないでしょうか。

参加するにあたり自分のパソコンについて以下の制約があっても参加するこ
とができるでしょうか。これを確認してから参加しないと無責任なものにな
ります。
まず、こう言うことを調べたいのですが。

(1) ずっと継続して参加するとは、限らない。途中で理由があって辞めてし
まうこともありえる。
(2) 毎日、24時間稼働させていない。出かける時、夜寝るときはパソコンの
電源を落としている。
(3) 自分がパソコンで作業しているときに、当該grid comutingのクライア
ントソフトが作動してパソコンに負荷を与えてくれては困る。
(4) 自分がパソコンを使っている使っていないに関らず、当該grid comuting
のクライアントソフトの動作を止める、又は再開することができる。

ここを見ると、これでも問題ないようですが。
http://www.bioathome.jp/



Re: 初心者心得 Mat - 2004/02/18(Wed) 22:25 No.27  

Bio@homeは支払いを前提にしているため、少し特殊(金銭的価値のあるポイントがもらえない等)ですが、
他のほとんど全てのプロジェクトは、
参加してくれる人のコンピュータと電気代を無償で使わせてもらっているので、
「参加初心者心得」や「注意事項」というものが、そもそも存在しないように思います。

『タダで参加してあげてるんだから、参加者は無責任でいい』と私は考えています。
またプロジェクト運営側も、参加者に、参加の責任を求めることは実質ゼロです。
参加者への支払いを行うプロジェクトでも、支払いが受けられないだけで、
なんらかの責任を参加者に求めることはゼロと考えていいと思います。

あえて上げるなら、プロジェクト運営側が認めていない、
第三者制作の改造クライアントを走らせて、プロジェクト運営側の許可無く、
プロジェクト運営側サーバと接続しないことでしょうか。

>(1)ずっと継続して参加するとは、限らない。
どのプロジェクトも既存参加者が減っていくことを織り込み済みに見えます。
例えば、老舗のdistributed.netのOGRプロジェクトでは、
1日にjobを返却する人は、今では10万人中2800人です。
http://stats.distributed.net/projects.php?project_id=25
ただ、参加者を繋ぎとめておきたいプロジェクト運営側の戦略から、
参加者に再度解析をお願いするようなメールが来ることはあります。
(もちろん強制的な意味合いは私の知る限りゼロです)

>(2)毎日、24時間稼働させていない。
ほとんどのプロジェクトでは1日数分でも問題ないのですが、
一度起動すると、ある程度の量を処理しないで終了すると、更新せずに破棄されることがあります。
FightAIDS@homeがそのような感じです。
ただこれは、もったいないだけで、プロジェクト運営側がクレームを付ける可能性はゼロのように。

>(3) 自分がパソコンで作業しているときに、当該grid comutingのクライアントソフトが作動してパソコンに負荷を与えてくれては困る。
大部分のクライアントソフトのPriority(処理の優先順位)は、
Idleパワー(CPUの余剰能力)を使うよう設定されています。
そのため通常の作業では問題ないのが普通ですが、Win98以前でMS-DOS窓を開くクライアントタイプだと、
MS-DOS窓のPriority設定の機能を、OSであるWindowsが持っておらず(恐らく)、
結果、他のアプリケーションと同じNormalのPriorityでクライアントが走るということがありました。
またIMPのPOV-Rayなど、外部アプリケーションを使うタイプでは、
その外部アプリケーションのPriorityがNormalとなっていることもあります。
 (POV-Rayの場合は、Priorityを下げる設定を手動で一度行えばOK)
このようなクライアントソフトは、参加者の処理内容に迷惑をかけますから、
すぐ辞めてしまえばいいと思います。

>(4) 自分がパソコンを使っている使っていないに関らず、当該grid comuting
のクライアントソフトの動作を止める、又は再開することができる。
私が知る限り、動作を止められないソフトはゼロです。
またペナルティを課せられるようなプロジェクトもゼロです。
ただ、FightAIDS@homeは再開機能を持たないようで、また1から新しいjobをスタートするようです。


私自身は、様々なプロジェクトを紹介する立場から、かなりのプロジェクトで、
「1時間程参加して、後は一切起動しない」なんてことを平気でしています。
まったく無責任な参加ばかり続けてきていますが、それについてクレームが来たことは無いですね。
一度、「再参加の催促」のようなメールが来たことはありました。
http://www2.117.ne.jp/~mat/diary/0310.htm#20031007


無責任でいいと思いますよ。
支払いするプロジェクトは、支払いが受けられないだけだと、気楽に参加してみていいと思います。



Re: 初心者心得 水澄 - 2004/02/21(Sat) 18:19 No.29  

>>Mat さん
詳しい解説ありがとうございます。
できれば、生物学関係のプロジェクトに参加してみたい気があるのですが、
先ずは日本語に翻訳されたWeb pageのある SETI@home のクライアントソフ
トをダウンロードして動かしています。



お世話になります。 投稿者:森井昌克 投稿日:2004/01/03(Sat) 01:08 No.15   HomePage
以前から、拝見させていただいており、楽しまさせて
頂いております。さて

ネットワーク環境に関する研究開発が本業なのですが、
以前から趣味的に素数判定、素因数分解アルゴリズム
に興味があり、素数探索に関わっております。GIMPS
で探索されているメルセンヌ素数は有名ですが、Cullen
素数の探索等を以前行っておりました。
http://perso.wanadoo.fr/yves.gallot/primes/chrrcds.html#Cullen

昨年から素数探索を組織的に行うことを画策しており、
昨年初頭の段階で、メルセンヌ素数以外で、まず100万
桁の素数の発見を目標にして、プロジェクトを立ち上げ
る準備を行っておりました。システム構築を急いでいる
段階で、昨年12月に相次いで、最大のメルセンヌ素数、
さらにメルセンヌ素数以外で152万桁の素数も発見され
てしまいました。

一応、我々は、当初の目標のとおり、Generalized
Fermat Primeで最大、つまり100万桁(現時点で、
世界5位)を目指す予定です。
http://www.netwave.or.jp/~m-morii/index.html#prime
システム構築自体は最終段階にあり、ほぼ本運用に向か
いつつあります。
http://n173.is.tokushima-u.ac.jp/index.html
概念的にはGridComp.の考えですが、システムとしては
学生さんの練習問題の延長で作られたものであり、完成
されたものからはほど遠いですが、何とか実運用できる
ものに近づけたいと考えております。

ぜひ、ご協力とご助言を頂ければ幸いです。



ご連絡ありがとうございます。 Mat - 2004/01/04(Sun) 08:33 No.16  

1年ぶりに17orBustがそれまでの自己ベスト40万桁を更新する150万桁の素数を発見しましたが、
GIMPSを除く他の試みは〜80万桁と、まだまだ100万桁の壁は厚いようです。

サーバ・クライアントだけでなく、
寄与率ランキング(stats)のような参加者を楽しませてくれる仕組みまで、
完成度の高い状態で提供してもらえて嬉しいです。

現在の若い方々にも、そして若い方々だけでなく様々な人々が、
このプロジェクトで、素晴らしい経験ができると素敵ですね。

運営、応援しています。



よろしくお願いします。 森井昌克 - 2004/01/04(Sun) 17:59 No.17   HomePage

このプロジェクトの原点は、私が素数と素数探索に興味が
有ったという事が第一ですが、もう一つ、高校生に大学の
研究活動を少し体験してもらおうと言う「インターンシッ
プ授業」もひとつの契機になっています。徳島県立城北高
校と徳島県立徳島東工業高校の学生さんを6人、1年間預か
って(といっても、原則一週間に60分だけですが)、高
校の単位を与えて、研究(勉強)してもらおうというもの
です。直接的には、マンツーマンに近い形で、研究室の大
学院生に見てもらうのですが、その題材として一昨年から
素数探索を扱い、昨年の3月にプロジェクトを立ち上げまし
た。システム自体の構築は、大学側がかなり面倒を見ます
が、運用のアイデアや管理はできるだけ高校生に行っても
らうことを考えています。

あまり、数学とか数論、素数に興味のない方でも、楽しみ
ながら、できればコンピュータやネットワーク、そして数
学に興味を持ってもらえるように、いろいろと楽しめる仕
組みを作ろうと考えています(分散環境の研究という枠か
らは、かなりはみ出ますが^^;)。

半分、おふざけの「素数占い」というのも、その一つで、
30桁以下なら瞬時に素因数分解するアルゴリズムを用いて、
素数占いを行っています。その日の自分の「数」というの
を適当に作って、それの素因数を調べて、占いの「種」に
するというものです。

JSEC2003の神林さんが、このwebでも活躍されてますが、
ぜひ高校生の皆さんが、数学や情報科学に目を向けるように
なれば、と考えています。

#私が高校生の頃(1978年)、アメリカの2人の男女の
#高校生が当時のパソコンを使って、世界最大のメルセンヌ
#素数を発見しました。6500桁の素数です。かなり
#衝撃的でした。




Fermat Search 投稿者:sk_3141592 投稿日:2003/12/07(Sun) 01:39 No.13  
topicにあったFermat Searchですが、エキサイトで翻訳した結果、
F8298を1054057*2^8300 + 1で割ることに成功、のようです。

F8298=2^(2^8298)+1だそうですから、10^2497「桁」ですか。なんとも凄い数です。



Re: Fermat Search Mat - 2003/12/07(Sun) 18:09 No.14   HomePage

ありがとうございます。
修正しておきました。
F8298は、フェルマー数8298という意味でしたね。

ここ最近、発表が相次ぎますね。
Fermat Searchは完全にノーチェックでした。

私達が共に参加しているコラッツAnti@homeでも、この桁数を上回っていきたいものです。



BOINC 投稿者:Mat 投稿日:2003/11/30(Sun) 16:25 No.9   HomePage
(旧掲示板http://6409.teacup.com/mat/bbsより)
分散コンピューティング全体の繁栄を考えればKanbayashiさんのおっしゃる通りですね。
私はKanbayashiさんが作られた、
世界にひとつのオリジナルなシステムにも惹かれているのですが、
現実的にBOINCを見ておられるなら、BOINCでしょうか。

旧クライアントに問題があった時、新クライアントの流布を徹底できないということは、
運営側には頭の痛い問題なようですね。

その一方、クライアントソフトを自動的に変えてしまうことは、
ダウンロードしてインストールした人間の自己責任とは言い切れない部分も出てきそうで、
それだけ運営側に責任も要求されることですし、実装は慎重を期す必要があるようにも考えています。



そうですね kanbayashi - 2003/12/01(Mon) 13:35 No.10  

ごもっともです。
 現在BOINCのプロジェクトってSeti、Astoropuls、Fight Aids?、ぐらいですよね。多分。その次を狙いたいんです。私は!!



Re: BOINC Mat - 2003/12/04(Thu) 22:39 No.11   HomePage

おや?
FightAIDS@homeもBOINC移行予定たったんですか?



Re: BOINC kanbayashi - 2003/12/05(Fri) 07:46 No.12  

うろ覚えなので自信はないのですが、多分間違っているかと

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- Joyful Note - Edit:Mat