最終更新日:2004-12-24 (AthlonXP2800+(barton)追加)
このページは、パソコンの消費電力に関して、様々な条件の下で計測したページです。
PCの処理能力との兼ね合いでは、牛(distributed.netという非営利団体がやっている分散コンピューティングプロジェクトの愛称)での計測しか行っていませんが、牛に限らず、参考になれれば幸いです。
計測方法 - Celeron366〜456機 - K6-2-400機 - MMXPentium166ノート - Cele466ノート - Pentium75ノート - Am5x86-P75モニタ一体型機 - Dualon400x2〜552x2機 - Celeron566→850機 - Celeron566〜892.5機 - Athlon 1.2G機 - MMXPentium233機 - Celeron1.4G機 - Celeron2.6G機 - AthlonXP2800+(barton)機
計測方法
延長コードを割って、その片方にクランプメーターを掛けて計測しました(計測の模様.数値は電池消耗でおかしいです)。挟む場所・挟んだ状態での位置をできるだけ同じにしていますが、多少の誤差はご容赦下さい。
年間電力費は、24時間・一年中付けっぱなしの状態で、電力会社・累進料金制により違いますが電気代を1KW=25円として計算しています。
2000年10月1日から5%程(電力会社により違いますが)電気代が安くなりますが、値下げ後も1KW=25円程度な電力会社もある(関西電力)ため、こちらの表の対応は当面、このままとさせて頂きます。
電気代・発熱を抑えるために、L2Cacheを切る項目がありますが、これはL2Cacheの有無が処理速度に変化を及ぼさないRC5においては有効ですが、OGRではL2Cacheの有無が処理速度に影響を及ぼしますので、ご注意下さい。
Celeron850,MS-DOSにてOGRのbenchmarkを取ったところ、下記の結果になりました。
L2Cache | 秒間処理node数 |
Off | 4029778.05 |
On | 5086993.19 |
処理能力はCele456で127万8千鍵/秒(実測値),Cele412とCele366の処理速度はRC5スピードリスト等を参照させて頂き、Cele412は113万5千鍵/秒,Cele366は102万3千鍵/秒として1円あたりのblock数を記載しています。
結果はクロックアップしても4W上がりました。当たり前といえば当たり前の感じですね(^^;
処理能力は67万3千鍵/秒(実測値)。
結果は大幅な物でした。
処理能力は35万鍵/秒。
表には記載していませんが省電力をソフトでやっているためなのでしょうが、DOSで再起動すると牛を走らせていなくても20W前後行ってしまいます。
手元を離れていて処理速度の計測が無理なので、RC5スピードリスト等を参照させて頂き130万鍵/秒で1円あたりのblock数を記載しています。この処理速度はモバイルCeleronの値が見つからず、通常のCeleの値です。
どの程度の差が出るのかが注目点でしたが、上の表のCele456自作機ではHDDを搭載していないことも加味すると、当然の事ながらノートの電力費はベストですね。
処理能力は10万1千鍵/秒(実測値)。
結果は、ノートということもあり、ディスプレイオフで14Wと低めの結果となりました。年間3000円、愛するマシンであるなら、まだこの投資は高くないと考えられる方も多そうです。
牛を走らせていない状態のほうが消費電力が1W高いというのは謎です。
処理能力は12万7千鍵/秒(実測値)。
14インチブラウン管でも43W以上も電気代を喰われています。
経済的利用価値の判断に関しては、かなり厳しいところに来ています。
MS-DOS下で計測した下の表では、牛Clientが稼動していても稼動していなくても消費電力は変化していませんが、Win3.1下でPIFファイルからDOS版Clientを起動した場合、Client稼動時は81W,Clientが動いていない時は78Wになりました。
処理能力はDual400で221万鍵/秒,Dual552で311万2005鍵/秒(共に実測値)。
Mendocino後期コアになると、クロックアップと共に電圧を上げて使われる場面が多く見られるように思います。
結果で一番気になる点は昇圧による消費電力の上昇です。
電圧上昇による消費電力増加分7Wの年間電気代は1533円です。
処理能力は240万5千鍵/秒(実測値)。
一般にプロセスルールが細くなると、電圧が下がり消費電力も下がると言われていますが、クロックアップして消費電力は前のCele456(83x5.5)と比べてどちらが得になるのでしょうか?
以前のMendocino前期コアCeleronでは1MHz上がるたびに年間消費電力が約10円上がる計算でしたが、これをCoppermineコアCeleron850MHzに強引に当てはめると、4000円弱上がり年間消費電力は15500円強になる計算になります。ですが、実際は12921円となりました。
ただ、この結果、前回に比べて、ビデオカードが無い,2次キャッシュがOFFになっている等、色々と条件が違っているので、いずれ上記Cele366機とかなり近い状態で再度計測したいです。
処理能力は566MHzで157万鍵/秒,850Mhzで236.7万鍵秒,892.5MHzで247万鍵秒。
今度はより現実的なマシンに仕立てた上での計測です。
上記のCele566機から普遍的なWindows PC化のために、HDD・VideoCard・その他LANボード・SCSIボード・音源ボード・L2CacheON等で24.5W必要となりました。
ディスプレイの省エネモードとはWin上の「電源の管理」で行う「モニタの電源を切る」の設定が有効になった状態をそう呼びました。
つまり、省エネモードとモニタの電源スイッチを手動で押して切る場合とで約6Wの差が表の上では生まれていますが、実際は7Wである場合が多いことになります。
期待の降圧は、定格の1.5Vから1.3Vで4Wの低減となりました。
処理能力は、423.8万鍵/秒(実測値)。
RC5において同一クロックではP3を凌駕するAthlon。しかし、消費電力もかなりの物になると言われています。
結果は、消費電力の上昇分以上にパフォーマンスが良く、構成パーツが色々と違うため単純な比較は出来ないですが、1円辺りの処理能力ではCele892.5よりも上でした。
今回、ビデオカード(グラフィックボード)の影響が大きく出ています。
17インチの液晶ディスプレイの消費電力は約30Wでした。
処理能力は47.9万鍵/秒(実測値)
MMX166ノート機のほうが、このPCに比べて1円辺りのblock生成数で、75%程高成績でした。
処理能力は1.4Gで401.6万鍵/秒(RC5-64),293.9万鍵/秒(RC5-72 v2.9001-477 release candidate)。
前回のCele566〜892.5機から、CPU・HDD・メモリを変更したものです。
このPCの待機電力は13Wでした。
今回より計測を始めたRC5-72ですが、1Blockは、旧RC5-64の1Blockで換算しています。
RC5での処理能力は、P4牛飼いの皆様の悲鳴どおり流石に厳しいです。Cele1.4GHzに敗北。
Celeron366機
250W電源box・8cmファン付ミドルタワー安物ケース,マザーBM6,Cele366(PPGA)99年7週&リテールファン,32MByte(FSB66用),HDD無しのFDDベース,MS-DOS6.2,3DRAGEII+(VRAM2MB,PCI),2次キャッシュ多分ON。
クロックアップにより電力消費は変わるのか?
Intelのデータシート(英語,PDF,42P)によりますと(私の読んでいるところが見当違いでなければ(^^;)、366Mhzで21.7W,400Mhzで23.7W,433Mhzで24.1W,466Mhzで25.6Wとなっており、366と466の間で約4Wの消費電力増加です。
FSBをクロックアップして466近似になった場合に電力消費はどちらが得かを確認するのも目的でした。
少々強引ですが、このCPUでは、1MHz上がるたびに年間消費電力が約10円弱上がる計算になりそうです。
考えるとFSB上げる方が周りもクロックが上がるので電力消費が高そうですね。
CPU・速度 状態 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数 Cele456(83x5.5) 牛有 53W 11607円 12.93533Block 牛無 51W 11169円 Cele412(75x5.5) 牛有 51W 11169円 11.93845Block 牛無 49W 10731円 Cele366(66x5.5) 牛有 49W 10731円 11.19959Block 牛無 47W 10293円
K6-2-400機
元は富士通のミニタワーFMV DESKPOWER MV205というK6-200,32M,HDD2Gでしたが、IO DATA製CPUUpGradeKit(K6-2-400に星野金属工業のファンWindyK6-2),HDD:IBM DJNA-352030(20.3G)に換装,メモリ64Mに換装,Win98。スペック表記載の省エネ法に基づくエネルギー消費効率は32W。
以前にK6-200だった頃に計測したところ消費電力は32W程度でした。
しかしHDD・CPUを換装し放熱ファンも威力のある物になってしまった以上32Wをどれだけ越えるかがポイントでした。
表には記載していませんが、HDDの省電力化(3分後設定)の2分程前に1W下がっています。
1分でディスプレイオフ設定にしているため、ディスプレイだけでなくビデオカードにも通電をやめているのではと思われますが、明確には判らないため別途記載しませんでした。
CPU・速度 HDD状態 牛状態 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数 K6-2-400(66*6) HDD普通 牛無 48W 10512円 HDD普通 牛有 51W 11169円 7.07892Block HDD省電力 牛有 46.5W 10183円 7.76436Block
MMXPentium166ノート
東芝のDynabook300CDSというMMXPentium166,32M,HDD2G,12.1型DSTN液晶,Win95。何も手を加えていません。スペック表記載の省エネ法に基づくエネルギー消費効率は約13W。
13Wというおいしさは牛が走る状態ではどうなるのでしょうか?
結果は世の中そんなに甘くありませんでした。
CPU・速度 状態 画面表示 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数 MMXPentium166 牛有 画面有 22W 4818円 8.53430Block 牛有 画面無 18W 3942円 10.43081Block 牛無 画面有 13.5W 2956円 牛無 画面無 9W 1971円
Cele466ノート
東芝のDynabook2650というモバイルCeleron466,64M,HDD12G,14.1型TFT液晶,Win98。何も手を加えていません。スペック表記載の最大消費電力は約45W,省エネ法に基づくエネルギー消費効率はスタンバイ状態で約5.7W。
同じCele466級で、ページ1番上のCele456自作機と東芝のノートPC。
電力消費において水と油と思えそうな組み合わせ。
CPU・速度 状態 画面表示 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数 モバイルCele466 牛有 画面有 33.5W 7336円 20.81856Block 牛有 画面無 28.5W 6241円 24.47123Block 牛無 画面有 17W 3723円 牛無 画面無 13W 2847円
Pentium75ノート
NECのPC-9821Nb7というPentium75,メモリ8M+16MByte,HDD810MByte,10.4型TFT液晶,Win95。スペック表記載の消費電力は、約17W(最大:約33W)。
「経済的に牛を走らせるに値するか?」
愛するマシンであった場合にはきつい意見ですが、Block数(日産32Block)と電気代の兼ね合いを考えると、近い将来、名誉の廃艦決定の判断に迫られる場面も出てくるのでは無いでしょうか?
CPU・速度 状態 画面表示 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数 Pentium75 牛有 画面有 18W 3942円 3.01003Block 牛有 画面無 14W 3066円 3.87004Block 牛無 画面有 19W 4161円 牛無 画面無 14W 3066円
Am5x86-P75モニタ一体型機
COMPAQのPRESARIO CDS 520という486SX-66Mhz,メモリ8MByte+16MByte(72pinSIMM),HDD420MByte,14インチブラウン管モニタ一体型に、電圧変換レギュレーターを履かせてCPUをAm5x86-P75に。ISAバスにSCSIボード,MS-DOS6.2。
486系CPUにおいては牛最高速クラスの成績を出すAm5x86-P75の経済的利用価値とブラウン管の消費電力。
現在ブラウン管モニタでは15インチ以上、17・19インチを使われている方も多いことと思います。電気代節約にはモニタ切が一番ですね。
日産40Block強、年間15000block弱のために最低で7500円強払うことになります。
牛のためだけに24時間電源を入れておく習慣の変更を決断しても良いように思われます。
CPU・速度 状態 画面表示 HDD状態 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数 Am5x86-P75 牛無 画面有 HDD普通 81W 17739円
牛有 画面有 HDD普通 81W 17739円 0.84108Block
牛有 画面無 HDD普通 37.5W 8212.5円 1.81674Block
牛有 画面無 HDD省電力 35W 7665円 1.94651Block
Dualon400機
250W電源Box付JustyケースCAT-6001,マザーBP6,Celeron400(Mendocino後期,確か99年50週,ヒートシンク&放熱ファンVDP-12)x2,メモリ64Mbyte(100Mhz対応),HDD:2GByte,3DRAGEII+(VRAM2MB,PCI),Coregaの10MbpsLANボード,3.5ベイ用放熱ファン,Win2000。
Dualonの消費電力。昇圧・2次キャッシュの有無による消費電力の変化。
昇圧行為による消費電力の変化,2次キャッシュのON/OFFによる消費電力の変化を、2CPUで単騎に比べて把握しやすくなりそうなDualon機で計測してみます。
2.0Vから2.2Vの一割上昇で、63Wから70Wと、全体の消費電力の一割以上、上昇しています。
私はヒートシンクには余りお金をかけずに電圧を上げて安定性を求める貧乏臭い考えの持ち主だったのですが、ヒートシンクを良い物にすることで電圧も低めでCPUへのダメージも少なく電気代・発熱を抑えて夏でも安定運用できるのなら、ヒートシンクへの出費も惜しくないように思われます。
高クロック下での電圧の違いも求めたいのですが、当方の環境では2.2Vでないと、起動困難のため断念しました。すみません。
CPU・速度 状態 L2Cache 電圧 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数 Cele400(66x6)x2 牛有 Off 2.0V 62W 13578円 19.12155Block Cele400(66x6)x2 牛無 Off 2.0V 60W 13140円 Cele400(66x6)x2 牛有 ON 2.0V 63W 13797円 18.81803Block Cele400(66x6)x2 牛無 ON 2.0V 62W 13578円 Cele400(66x6)x2 牛有 ON 2.2V 70W 15330円 16.93623Block Cele400(66x6)x2 牛無 ON 2.2V 68W 14892円 Cele552(92x6)x2 牛有 ON 2.2V 90W 19710円 18.54899Block Cele552(92x6)x2 牛無 ON 2.2V 87W 19053円 Cele552(92x6)x2 牛有 Off 2.2V 89W 19491円 18.75741Block Cele552(92x6)x2 牛無 Off 2.2V 86.5W 18943円
Celeron566→850機
250W電源box・8cmファン付ミドルタワーケース(T-ZONE系で常に6800円),マザーBM6,PowerLeapのPPGA→FC-PGAゲタ,Cele566(00年15週リテールBOX,1.7Vで使用,ALPHAのヒートシンクPEP66U附属ファン),128MByte(FSB133用),HDD無しのFDDベース,MS-DOS6.2,VideoCardも無し,2次キャッシュOFF。
Coppermineコアの消費電力。
このPCは一番上のCele366機から、メモリ・CPU・ヒートシンクを交換してビデオカードを抜いた物です。
CPU・速度 状態 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数 Cele850(100x8.5) 牛有 59W 12921円 21.86682Block 牛無 56W 12264円
Celeron566機 その2
300W電源box・8cmファン付安物ミドルタワーケース,マザーBM6,PowerLeapのPPGA→FC-PGAゲタ,Cele566(00年15週リテールBOX,1.7Vで使用,ALPHAのヒートシンクPEP66U附属ファン),128MByte(FSB133用),HDD:IBM DJNA-352030(20.3G),VideoCard:ATI Rage128MAGNUM(32MByte),2次キャッシュON,Win98,ディスプレイは15インチCRTモニタFMV-DP84X1。
CoppermineコアのWindows環境での消費電力。ディスプレイの消エネモードの能力。定格電圧より減圧した場合の省エネ効果。
HDDは通常モードのため省電力設定下になればこのHDDでは-3.5W程期待できます。
ケース・電源boxが変わったため一概には言い切れないですが...
これが有効になった時、どうやらVideoCardへの通電を停止するようです。
この表の元からモニタを切っている状態は、「モニタの電源を切る」設定が有効になっていません。
そのため「モニタの電源を切る」設定が有効になると、この表での元からモニタを切っている状態より1W低くなります。
CPU・速度 電圧 状態 モニタ W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数 Cele566 1.5V 牛有 入 130W 28470円 6.47856Block Cele566 1.5V 牛有 切 66W 14454円 12.76081Block Cele566 1.5V 牛有 省エネ 72W 15768円 11.69741Block Cele566 1.5V 牛無 入 125W 27375円 Cele566 1.5V 牛無 切 64.5W 14126円 Cele566 1.45V 牛有 入 129W 28251円 6.52878Block Cele566 1.45V 牛有 切 65W 14235円 12.95713Block Cele566 1.45V 牛有 省エネ 71W 15549円 11.86216Block Cele566 1.45V 牛無 入 124W 27156円 Cele566 1.45V 牛無 切 64W 14016円 Cele566 1.3V 牛有 入 126W 27594円 6.68423Block Cele566 1.3V 牛有 切 62W 13578円 13.58409Block Cele566 1.3V 牛有 省エネ 68W 14892円 12.38549Block Cele566 1.3V 牛無 入 122W 26718円 Cele566 1.3V 牛無 切 62W 13578円 Cele566 1.7V 牛有 入 135W 29565円 6.23861Block Cele566 1.7V 牛有 切 71W 15549円 11.86216Block Cele566 1.7V 牛有 省エネ 77W 16863円 10.93784Block Cele566 1.7V 牛無 入 129W 28251円 Cele566 1.7V 牛無 切 68.5W 15002円 Cele850 1.7V 牛有 入 146W 31974円 8.69697Block Cele850 1.7V 牛有 切 83.5W 18287円 15.20668Block Cele850 1.7V 牛有 省エネ 89W 19491円 14.26694Block Cele850 1.7V 牛無 入 138W 30222円 Cele850 1.7V 牛無 切 78.5W 17192円 Cele892.5 1.7V 牛有 入 149W 32631円 8.89269Block Cele892.5 1.7V 牛有 切 86W 18834円 15.40711Block Cele892.5 1.7V 牛有 省エネ 91W 19929円 14.56056Block Cele892.5 1.7V 牛無 入 140W 30660円 Cele892.5 1.7V 牛無 切 80W 17520円
Athlon 1.2G機
エプソンダイレクトのEndeavor Pro-720Lという、Athlon1.2G(特に記載が無いため恐らくThunderbirdコア),128M,HDD40G,VieoCard:MillenniumG450(16MB AGP),SoundBlasterAudioPCI128,WinMeのミドルタワー機,ディスプレイはTFT液晶17インチRDT171M(三菱)。
Athlonの消費電力。卓上用液晶ディスプレイの消費電力。
MillenniumG450(16MB AGP)がオフになるだけで7Wです。今までのビデオカードでは1W程度でした。
ビデオカードのオフとは、「電源の管理」で行う「モニタの電源を切る」設定が有効になった時、ビデオカードへの通電を抑えることをそう表記しています。
液晶ディスプレイでは、モニタの電源スイッチを手動で切るのも,省電力モードも、誤差の範囲内でしたので、別途の記載はしませんでした。
液晶の電源を入れた当初、この表記載より4〜5W高い値が出るのですが、20秒程をかけて、表記載の値で安定しました。
CPU・速度 状態 VideoCard モニタ HDD状態 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数 Athlon1.2G 牛有 稼働 入 普通 163W 35697円 13.94748Block 牛無 稼働 入 普通 145W 31755円 牛有 稼働 切 普通 133W 29127円 17.09353Block 牛無 稼働 切 普通 114W 24966円 牛有 オフ 切 普通 126W 27594円 18.04317Block 牛無 オフ 切 普通 107W 23433円 牛有 オフ 切 省電力 122W 26718円 18.63475Block 牛無 オフ 切 省電力 103W 22557円
MMXPentium233機
NECのVALUESTAR NX VE23/4というMMXPentium233,メモリ64M,HDDは3.2GByteのものをSegateST340810A(40G,5400rpm)に乗せ換え,PCIバスにモデムボード,Win98のコンパクト機
カタログ記載の消費電力は、約35W(最大100W),スタンバイ時約23W以下,エネルギー消費効率23W
強いて挙げるなら、MMXPentium166ノート機との比較でしょうか。
CPU・速度 状態 VideoChip HDD状態 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数 MMXPentium233 牛有 稼働 普通 49W 10731円 5.25165Block 牛有 オフ 普通 48W 10512円 5.36106Block 牛有 オフ 省電力 43W 9417円 5.98444Block 牛無 稼働 普通 29W 6315円 牛無 オフ 普通 28W 6132円 牛無 オフ 省電力 23W 5037円
Celeron1400機
300W電源box・8cmファン付安物ミドルタワーケース,マザーBM6,PowerLeapのPPGA→tualatin対応ゲタ,Cele1400(1.5V,ALPHAのヒートシンクPEP66U附属ファン),512MByte(FSB133用 128+256+128),HDD:Maxtor5400rpm60GB,VideoCard:ATI Rage128MAGNUM(32MByte),2次キャッシュON,Win98。
Tualatinコアの消費電力。
Athlon1.2G(Thunderbird)に処理速度でこそ及びませんでしたが、消費電力においては流石に有利です。
Cele892.5を1.7Vで使用して86Wなのですから、Cele1.4Gで98Wは充分な価値があります。
自作PC派で電源を長期に落とされる方は特に、ついでにコンセントから抜いてしまうと良いように。
CPU・速度 状態 HDD状態 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数(RC5-64) 同(RC5-72) Cele1.4G 牛有 普通 98W 21462円 21.983166Block 16.08778Block 牛有 省電力 93W 20367円 23.165056Block 16.952714Block 牛無 普通 92W 20148円 牛無 省電力 86W 18834円
Celeron2.6GHz機
300W電源box・8cmファン付安物ミドルタワーケース,マザーJetway P4XFA,Cele2600(PACKDATE 06/12/2003)+リテールファン,256MByte(SDRAM FSB133),HDD:Maxtor5400rpm60GB,VideoCard:GeForce4MX440-8X(64MByte),2次キャッシュON,Win2000。
処理能力
350.3万鍵/秒(RC5-64 v28003-448)
372.0万鍵/秒(RC5-72 v2.9007-486b/参考:v29001-477では367.8万鍵/秒)。
SOCKET 479系の消費電力。
このP4XFAというマザー、SDRAM(FSB133)とDDRメモリのどちらかを差すことができるのですが、今回はSDRAMにて計測。DDRメモリが手に入れば、再度計測予定です。
アイドル中の消費電力と、処理中の消費電力の差が60W以上あります。
そしてアイドル状態では、Cele1.4G(socket370)の92Wを下回る、61Wの電力消費になっています。
CPU・速度・メモリ 状態 VideoCard W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数(RC5-64) 同(RC5-72) Cele2.6G SDRAM 牛有 稼動 123W 26937円 16.22709Block 15.27857Block 牛有 オフ 122W 26718円 16.3601Block 15.4038Block 牛無 稼動 61W 13359円 牛無 オフ 60W 13140円
AthlonXP2800+(barton)機
370W電源box,マザーM7VIZ,AthlonXP2800+(166*12.5=2075MHz,bartonコア,L2キャッシュ512K,リテールファン),512MByte(DDR PC2700),HDD:Maxtor5400rpm60GB,VideoCard:オンボード,Win2000。
処理能力
724.1万鍵/秒 (RC5-64 v2.8010-463)
790.0万鍵/秒 (RC5-72 v2.9009-494)
bartonコアAthlonの消費電力。Athlon1.2Gとの比較。
元々RC5においてP4系を引き離す性能を発揮するAthlonですが、それに加えてbartonコアでは、Thunderbirdコアと比べてクロックは7割強上がったにも関わらず消費電力においても勝る結果となりました。もっともマシン構成が完全に違うので、一概にそう断定すべきかは難しいところです...
CPU・速度 状態 W数 年間電力費 1円の電気代で作れるBlock数(RC5-64) 同(RC5-72) AthlonXP2800+(barton) 牛有 115W 25185円 33.77717Block 36.85122Block 牛無 95W 20805円
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