真・聖地巡礼

和歌山県友ヶ島デスクリムゾンOPロケ地探訪

最終更新日 98.9.11

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 98年8月24日(月曜日)に行ってまいりました。レポートをアップさせて頂きます。本当は前日に行くつもりだったのですが、寝坊したので翌日に。既に最初から終了感が漂ってきます。

南海電鉄なんば駅から割引往復周遊券で加太駅へ

 朝が早くてインフォメーションカウンターはまだ開いてませんでしたが特急券購入の対面販売カウンターで、乗船券&なんば−加太の往復割引券を3100円で購入。
 電車内では、「楽しさ発見!キャンプin友ヶ島」という南海電鉄(あるいは南海グループ)による中吊り広告も見れました。

 その広告にはデスクリOPロケ地の写真まで掲載されており、「探検!砲台跡」のコピーと子供がロケ地を指差してるイラストが……
……子供に真聖地はまだ早い! 意味の無い『せっかくだから』の使い方を学んでからだ!!
 後、指を差すな!!(笑)



和歌山の南海電鉄加太駅から徒歩で加太港近くの友ヶ島行乗船場へ

 言葉で書くと一言ですが、行きも帰りも非常に迷いました。地図などでは太く書かれているように思える道も現実には凄く細く、両方向1車線ずつあるのはバス路線道路だけのようです。攻略法としては駅を出たら南下し、川にぶち当たったら川沿いに河口へと進み大きめの橋(加太大橋)の下から友ヶ島行乗船場を目指しましょう。


乗船し友ヶ島へ

 乗船場では、桟橋と真聖地巡礼者の乗る「ともがしま丸」の間に別の船が止まっており、別の船の中を経由して「ともがしま丸」に。少しエドワードランディ,ストライダー飛竜的アクションな感じが。(嘘。本当はアクションゲームの攻撃までの前座パターンが長い初期のザコキャラ風行動)

 月曜日でしたが夏という事もあり乗客は20人程で約7割の座席が埋まっていた模様。確か最大積載人員120名と書いてありました……非常に謎です。

 写真は乗船場を出港した直後に、乗船場を船内の窓から写したものです。水滴が付いて見にくいです。ごめんなさい。


 船に乗って20分。到着少し前の島の遠景写真です。
 友ヶ島の港は島の真ん中の方にあるので、船が島に近づいても、すぐには到着しないので、ゆっくり遠方からの島の観察をしていたのですが、我々の望むそれらしき遺跡は見あたりませんでした。



友ヶ島に上陸

 友ヶ島に到着後に船から桟橋に渡される橋として木の板が無造作に置かれ、乗客が降りる時に、おっさん、いや、南汽観光のスタッフの方が、その木の板が揺れないよう足で適当に止めているのに少し不安がよぎりました。
 今までの船旅が無事に終了し真聖地に到着できたことに、「海外旅行は大好きです」の海の神エコールに更に感謝をしました。

 写真は友ヶ島港の「ともがしま丸」。どう見ても、これに120人乗っていたら外国人による集団密航としか思えないです。


 桟橋から島に入ってすぐの友ヶ島案内センターから、これまた南海グループの発行している加太・友ヶ島の案内小パンフを抜き取り、目の付く所に道しるべがあったのか、覚えていないのですが何故かいきなり第3砲台跡を目指す事にしました。

 写真は桟橋から島に入ってすぐの芝生の広場。綺麗で寝転がりたいと思いきや、キャンプファイアの燃え跡や所々に鹿が糞をしていたりと、完全に気を許せる所では無いようです(^^;


 坂道を登っていきます。
「落石の危険のため虎島へは渡れません」や「鳥獣保護区」等の看板が。途中、放し飼いされている鳥が道路を横切ったりもして、鳥獣にムササビは含まれるのか期待が高まります。
 登っている途中、分岐点になると道しるべがある事が多いので、道に迷うという事は少なめでした。


 第3砲台跡は流石に人気スポットでは無いためか他の観光客の方とは余り会いませんでした。そのせいで静かなこともあってか、よく飛行機の爆音が響きます。関空に近い事もあってジャンボジェット機が来るのは判りますがセスナ機も来ました。
 デスクリのOPではヘリと思われる音が聞こえてきましたが、ヘリは今回見られませんでした。是非ともヘリにも来てもらい、マシンガンで狙ってもらいたかったところ。燃料・弾薬の費用は払いますから(笑)


 第3砲台跡に到着。看板がありました。
看板の文章
第3砲台跡
ここは旧陸軍の友ヶ島要塞6ヶ所(30門)の砲台
のうち最大のもので総面積14,000平方米、今から約
75年前の明治36(?)年頃に築造されたもので、28センチ(?)
榴弾砲8門が据えられていました。
●見学の方は足もとに充分ご注意下さい

 明治36年が75年前となりますと、この看板は昭和53年頃に作られたものでしょうか。一部板に亀裂が入り数字等が特に読めなくなっていますので、もしかしたら数字自体が間違ってるかもしれません(^^;


 看板の近くに丸い井戸のような物があった以外は他にこれと言って見あたらず。道なりに進みます。

 しかし砲台跡……95年前から「上から来るぞぉ、気を付けろお」とやっていたのでしょうか?(笑)


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