詳細はSETI@homeのホームページ(日本語)を拝見させてもらいましょう。
SETI@homeへの寄付
SETI@homeはスポンサー・技術的パートナーとして、パラマウント映画やSun Microsystems,フジフィルム等、有名な会社が名を連ねていますが、プロジェクトの創設サポーターとして個人の寄付も受け付けていて、個人の寄付のためのフォームまで用意されています。
どうして寄付をするのか?
地球外文明探査に協力するためにという純粋な意志のみで送るのです!!
………ごめん。嘘(^^;
寄付を送りますと、SETI@homeのwebページの中の「Friends of the SETI@home Project:」に、名前が掲載されるのです(^^;;;;
「それがどうした!?」というものですが、どうも日本人とおぼしきお名前のお方は一名のみのご様子……………二人目になりたい(爆)という不純な動機から寄付への情熱が高まりました(^^;;
では、実際に送るのに挑戦してみましょう
お金の送り方の大まかな流れ
まずSETI@home Donation Form(寄付フォーム/英文)を読んでみますと、このwebページをプリントアウトして必要事項を書き込んで、小切手と一緒に送るようです。送り方については記載が無いのですが、中に小切手を入れるので国際航空郵便の書留が良いと思います。
追記:同じく寄付送金を行われた、たばたさんより、郵便局の国際為替(International Postal Money Order)の方が少額なら手数料が安くていいとアドバイスを頂きました。これがcheck(小切手)にあたるか自分には判らないのですが、国際為替OKなら、こちらの方が良さそうですね。
小切手は、Regents of the University of California(カリフォルニア大学評議員)に対して支払えるようにしてあって、注記に、"SETI@home Project"と書くようにするとのことです。
送金小切手の入手
まずは小切手の入手から。海外に小切手を郵送する時は、Inetで調べたところ送金小切手をよく使うようです。銀行に行き、送金小切手を作ります。身分証明書がいるので注意しましょう。
申し込み書類には、
住所,氏名,電話番号:福井県丹生郡越前町12-345 越前康介 0123-45-6789(実際は本当の住所氏名を記入。身分証明書提示した時点でバレバレです(^^;)
送金目的:寄付(donationと書いてたら銀行の人に意味尋ねられて、「寄付」って答えたら、その後銀行の人が漢字で「寄付」って書いてた(^^;)
通貨:US$(US書いてないと、「カナダドル?アメリカドル?」とか突っ込まれる(^^;)
金額:25,50,100………(自分は50$送金するので50にしました)
受取先氏名(正式名称失念):Regents of the University of California
送り元氏名(正式名称失念):Kosuke Echizen(日本語でも良かったかも)
といった事を記載。
その後、「注記を入れたいのですが」と尋ねるも「別紙に書かれてはどうですか?送金小切手には注記は記載できません」と言われ、「名義に注記の内容を入れると問題ありますか?」と食い下がるも、「名義と一致せずに払い出しが出来ない恐れが」と言われ、注記は無しに。
作成費用は50$という少額から見ると、かなり高額です。ガッデムな事に三○銀行は、一切明細を示さずトータル金額のみを計算機でその場で提示。$50の送金小切手を得るために8577円(多分。明細がないので記憶のみ)かかりました。(当日1$=114円台)
色々な銀行のページを見てみましても送金小切手の作成料は3000円弱のようです。明細を推測してみますと、両替手数料1$辺り2円弱で、50$x(114+2)円=5800円。制作料+消費税2700円程と言った感じでしょうか。
作業には20分程かかった感じがします。「送金目的:寄付」は珍しかったらしく、「donationとは購入か何かですか?」と聞かれ、「寄付」と答えると、分厚いファイルを持ち出し、(恐らく)法などに特殊な問題がないかチェックしていたようです。
寄付フォームに記載
次はSETI@homeのwebページにある寄付フォームをプリントアウトして、送金額,住所,氏名,Emailアドレスを記載します。まずName欄の上の、$50に○を入れて、
Name: Kosuke Echizen
Address: 12-345, Echizen-cho
Niyuu-gun, FUKUI
916-0300 JAPAN
Email address: echizen@ecole.co.jp
__ Check here if you do not want to be listed in our Acknowledgements section.(もしあなたが、私たちの感謝のためのリストに名前を載せたくないのであれば、ここ(__の所)に印しを入れて下さい。)
と、こんな感じに記載しました。ちなみに916-0300は福井県丹生郡越前町の郵便番号です(^^;
__ Check here if………には、もちろんチェックを入れません。(笑)
封筒に宛名を記載し投函へ
宛名はこんな感じに。
送り先の名前と国名は少し大きめに書いて右下には国際航空郵便書留を意味する「Registered Airmail」と。これは、わざわざ書かなくても書留なら郵便局の窓口で同様の事をやってくれるとは思いますが一応。
これで必要な物は全て整いました。おっと、小切手にSETI@home Projectと注記しないと駄目なんですね……おまけに、(This is important!)と書かれています。……う〜ん。どうしましょ?(^^;
方法が思いつかなかったので自分は、「notation:SETI@home Project」と書いた帯を作って、送金小切手に巻いておきました(猛爆&稚拙過ぎ)
帯取ったら終わりだし、向こうの方の事務の手間増やすだけだし、う〜〜ん。う〜〜ん。今になってこれは後悔です(^^;;;;;
アメリカは国際郵便第2地帯なので、国際航空郵便は、25gまで110円,50gまで190円。(99年2月時点)送金小切手と寄付フォームのプリントアウト紙だけなら25g以内に収まると思います。この国際航空郵便料金に書留料が410円で、110+410で520円かかりました。
投函日は、2月12日午後1時45分頃。後から気が付いたのですが、送付する前に、送付書類のコピーを取っていたのですが、国際航空郵便の宛先にLaboratoryではなく、Laboratryと、「o」が抜けていた事が発覚(大汗)。普通よりも更に遅れるかも知れず(笑)
寄付確認のエアメール到着
3月18日にエアメールが届きました。電子メールアドレス書いてあるのにエアメールでわざわざ送って来るとは驚きです。海外の50$ぽっちの奴に律儀ですね〜(^^;
向こう様の手紙の日付は3月10日。消印は3月13日。
「あなたの寄付はソフトウェア開発のためのコンピューターの購入と、(電波望遠鏡で受信した)テープベースシステム構築を完成させるために使われるだろう」との事です。送るタイミングが違えば、別の物に使われていたのか気になるところです(^^;
Da WEとサインが入っています。下にDan Werthimerの名前が印刷されていることから、恐らく本人のサインではないかと思います。
「Friends of the SETI@home Project:」には3月27日(日本時間)に新規67名が一挙掲載された中に掲載されました。
届いて良かった良かった。それ以上に初期の目的が達成できて良かった良かった良かった良かった(^^;;;;;;
**このページに関する注意**
このページは個人であるMat(mat-t@mh1.117.ne.jp)が制作・運営し責任があり、SETI@homeの運営団体とは何も関係はありません。
このページは、SETI@homeに寄付をしたいと思っている皆様の参考になれればこれ幸いと作っておりますが、この内容・この方法は必ずしも正しいとは言い切れないです。御注意を。
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