「宗祖親鸞聖人750回ご遠忌」「善覚寺創建500年」法要    

2020年3月28日(土)29日(日)


この度の法要は、今般のコロナウィルス感染症拡大の情勢を鑑み、内勤めにて行うこととなりました。

ご門徒の皆様の参詣はご遠慮いただきます。

まことに残念ですが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。



「宗祖親鸞聖人750回ご遠忌」「善覚寺創建500年」法要 を勤修いたします。



法要テーマ 

「私にとどいたお念仏を 今いただかん」

☆趣旨

   500年前からこの地に念仏の道場として

 連綿と相続された「善覚寺」 私(達)は稀有な

 ことに「南無阿弥陀仏」に出遇いました。

  お念仏が私にまで届いていることの不思議さに

  感動し、苦しみ、悩み多き、人生の中で

 「お念仏」に出遇った慶びを確認したいと思い

 ます。


多くのご門徒さま、ご先祖さまから伝えられてきたお念仏。

 私(住職)はご門徒さまを、また近親者を、お見送りさせていただいた中で思うことは、御内仏を中心として相続されてきたお念仏の有り難さです。 

 

 父、母、また先立たれた方が「南無阿弥陀仏」となり、また私も「南無阿弥陀仏」となって、そして、これから生まれて来る人も「南無阿弥陀仏」となる。

 

 南無阿弥陀仏は、苦しみの中にいる私達を、無条件で捨てずして摂取してくださる働きです。いつでも、どこでも、誰にでもできる「お念仏」は、言うなれば、この世に苦しみ悲しみの無いものはいないということであり、だからこそ、あらゆる人々に仏の呼び声が届いているということです。孤独であった私は、共に苦しみの中で、つながっていることを知らされるのです。

 

善覚寺の創建500年。

宗祖親鸞聖人ご命終750年。

また、お釈迦様誕生以来2500年。

もっと言えば、弥陀成仏の十劫の昔から「お念仏」は脈々と相続され、いま私にとどいたのです。

 

 私の思いを超えて、賜ったとしか言いようのないお念仏を、今いただきたいと思います。