カーボンヘッドシェルHS-4, HS-4S, チタンヘッドシェルHS-5, HS-5S新発売
HS-4 カーボンヘッドシェル(標準リード線付)\15,000, HS-4S カーボンヘッドシェル(6N銅リード線付)\20,000(共に税別本体価格)
HS-5 チタン製ヘッドシェル(標準リード線付)\23,000, HS-5S チタン製ヘッドシェル(6N銅リード線付)\28,000(共に税別本体価格)
HS-4,HS-4Sは高強度、軽量なカーボンファイバーを使用した新型ヘッドシェルです。 カーボンファイバーは先端複合材として航空機やレーシングカーなどに採用され注目を集めている最先端素材です。カーボン繊維をエポキシ樹脂などを用いて成型して製作されます。その特徴は、スチールの約2倍の高剛性、スチールの約1/5の重量を誇り、音速(音の伝搬速度)も優れています。HS-4,HS-4Sではそのカーボンファイバーを5mmという厚めのサイズで成型し、高い強度を保ってヘッドシェルに仕上げました。カーボンファイバーは硬く、加工の難しい素材として有名で、加工コストが高く付くため、それがカーボン製品の製品普及の問題点でした。HS-4,HS-4Sの加工は弊社内のCNC加工機を駆使し、すべて自社で加工することによってコストを下げることに成功しました。
HS-4は標準的なシェルリード線付、HS-4Sは6N銅線をコネクター部に直接半田付けしたタイプです。HS-4Sはシェルリードの交換はできませんが、通過する接点が1箇所減ることによる音質的なメリットがあり、音の鮮度が大きく向上します。リード線を含む仕上がり重量は約11gとかなり軽く、軽量・高剛性というヘッドシェルとしての理想的な条件を満たしています。一般的にトーンアームはカートリッジとヘッドシェルを含めた重量が軽いほどその動作感度は高くなりますので、情報量向上に貢献します。
HS-5,HS-5Sは高強度、比較的軽量な金属チタン材を使用した新型ヘッドシェルです。材質は渋いグレーの外観の高純度チタン材で軽くて強度が高く、金属系の素材の中ではヘッドシェル材料として最も有望な素材といえます。チタンは比重が4.5と真鍮などの約半分で、強度は鋼鉄にも引けを取らないほど硬いため最近は様々な工具などにも使用されています。もちろん音響方面でもホーンドライバーの振動板等にも使用されていますのでその音質面のメリットは大きいと言えます。チタンも加工の難しい素材として有名で、ヘッドシェルへの採用は弊社が始めてではないかと思われます。実際に使用いただく場合は既に発売中のチタン製取り付けネジBT-1をを併用いただきますようお薦めいたします。素材をチタンに統一することによって取り付け強度が向上し、スピード感に富んだ力強い音をお楽しみ頂けます。
HS-5は標準的なシェルリード線付、HS-5Sは6N銅線を直接コネクター部に半田付けしたタイプです。HS-5Sはシェルリードの交換はできませんが、通過する接点が1箇所減ることによる音質的なメリットがあり、音の鮮度が大きく向上します。リード線を含む仕上がり重量は18.4gです。少し重めですがカーボンファイバーなどとは異なり金属独特の重量感、力強さが魅力です。
HS-4, HS-4S 規格
付属リード線 HS-4: 標準型4色リード線付属、
HS-4S: 極太6N銅線リード線付属、 コネクター側半田付け(取り替え不可)、コネクターピンは燐青銅削りだし、燐青銅金メッキ製
素材: ボディー:カーボンファイバー 5mm厚 指かけ部:真鍮(非磁性金メッキ仕上げ)
外形寸法:18(W) 50(L) 18(H) 取り付け部・指かけ部分を除く、コネクター部を含む長さ:62mm
自重: 10.7g (リード線を含む・取り付けネジを含まず)
付属品: 真鍮製 金メッキ取り付けネジ 3種付属
価格: HS-4: \15,000 (税別本体価格) HS-4S: \20,000 (税別本体価格)
HS-5, HS-5S 規格
付属リード線 HS-5: 標準型4色リード線付属、
HS-5S: 極太6N銅線リード線付属、 コネクター側半田付け(取り替え不可)、コネクターピンは燐青銅削りだし、燐青銅金メッキ製
素材: ボディー:純チタン 指かけ部:真鍮(非磁性金メッキ仕上げ)
外形寸法:18(W) 50(L) 16(H) 取り付け部・指かけ部分を除く、コネクター部を含む長さ:62mm
自重: 18.4g (リード線を含む・取り付けネジを含まず)
付属品: 真鍮製 金メッキ取り付けネジ 3種付属
価格: HS-5: \23,000 (税別本体価格) HS-5S: \28,000 (税別本体価格)