第15回真空管オーディオフェア2009に出品いたしました。

弊社は10月11日、12日に東京の秋葉原で開催されました第15回真空管オーディオフェア2009に出品いたしました。

今年は好天に恵まれ多くの真空管オーディオファンのお方が来られました。

10月11日の開場の日には開場前にお客様の長い列ができその長さは100m以上になっていたようです。

弊社は独立した一部屋を借り受け終日アナログレコードとCDを交互に再生してお聴きいただきました。

アナログレコードの再生にはモノラルカートリッジのYC-03Mを使用して1960年頃のモノラルレコードをお聴きいただきました。

CDにはトランジスター出力のDAコンバーターYDA-01とYDA-01Bの比較試聴を致しました。

YDA-01の繊細な音とYDA-01Bのつややかな音の違いが注目を引いていました。

パワーアンプにはA-08S-WE101DVersionとA-06-3を使用し、新製品のスピーカーYS-500を鳴らしました。A-08S-WE101DVersionの出力は0.6Wですが98dB/Wの能率のYS-500との組み合わせでほぼ十分な音量が得られ、WE101Dのしっかりしたサウンドの魅力を十分堪能できたようでした。一方A-06-3は出力が4Wと十分大きいため、ゆとりのある音が楽しめました。

スピーカーのYS-500はその能率の高さ故、迫力のあるサウンドをお楽しみ頂けたようでした。しかしスピーカー背面の机からの反射の影響があり、残響が多く少し吸音処理がしたいと感じました。

来年のフェアではその点を改良したいと思っています。ご期待ください。