ファイルが存在するかのチェックは、60秒ごとに行っています。
●対応OS
Windows(VB2のランタイムDLL(VBrjp200.dll)が入っている必要有)
●設定の方法
fileflag.cfgというテキストファイルを別途作って行います。
1行目に、存在を確認したいパスとファイル名
2行目に、実行したいパスとファイル名
3行目に、ファイルの存在を何分間確認するかの分数
0を入れると、ファイル確認後すぐに指定したプログラムを実行します。
この例では、自フォルダのresult_0を確認後、3分後もresult_0が存在すれば、
c:\dnetc\に存在するdnetc.exeを起動します。
*VB2.0というWin95前のソフトで作ったため、
8文字を越える長いファイル名・パス名に対応できていません。
但し、c:\progra~1\united~1\result_0のような記載を行えば、
長い名前でも可能です。
このような表記方法を確認するにはMS-DOSプロンプトでdirを見てみましょう。
●具体的な使用例 その1 〜 Folding@home Ver1.34〜
Folding@home Ver1.34は解析を終えると、results.datを作ります。
そして、解析結果の送信が終了するとresults.datを削除します。
そのためresults.datがずっと存在する場合、解析が終了したまま新たな解析作業に移れないでいる状態と推定できます。
**Folding@home 2.0では、解析結果のファイル名はころころと変わります。そのため、このソフトウェア(FileFlag)は使えません。
そこで、results.datをチェックする設定にして、results.datの存在が確認できてから数分後になっても、まだresults.datが存在しているなら、別の分散コンピューティングプロジェクト(d.net等)のクライアントソフトを、起動するよう設定することが可能です。
Folding@homeが、c:\Program Files\Folding@home\にインストールされている場合、
●具体的な使用例 その2 〜 United Devices 〜
United DevicesのUDAgentは、解析が終了し送信前のpreparing(準備期間)に入ると同時に、result_0というファイルを作ります。
result_0は、解析結果の送信後、削除されます。
そのため、result_0がずっと存在する場合、解析が終了したまま新たな解析作業に移れないでいる状態と推定できます。
そこで、result_0をチェックする設定にして、result_0の存在が確認できてから数分後になっても、まだresult_0が存在しているなら、別の分散コンピューティングプロジェクト(d.net等)のクライアントソフトを、起動するよう設定することが可能です。
UDAgentが、c:\Program Files\United Devices\にインストールされている場合、
●ご注意
Win95以降に登場した8文字以上のロングネームのファイル名・フォルダ名が、このソフトでは無理矢理短縮されているわけですが、短縮される形は、似たようなファイル名・フォルダ名が存在した場合は変わり、皆様の環境により、これと違う短縮名の場合があります。
この設定は参考程度に留めて頂けるよう、よろしくお願いします。
●このソフトはフリーウェアです。
改良した上での公開等は、他人に迷惑がかからない以上、ご自由にどうぞ。歓迎します。
・ソースコード(Visual Basic2.0用プロジェクトファイル・フォームファイル fflg02sc.zip 1.6KByte)
変更点
Ver0.2
・FoldFragに、ファイルの存在を確認後、
規定の分数存在し続けるか確認する機能を追加。
・fileflag.cfgで設定可能に