ムササビ・白い民間人 生態調査

 デスクリムゾンを彩る脇役の中でも、越前の仲間であるダニー,グレッグと同じ程度−−ゲーム本編ではそれ以上−−のウェイトを占めているキャラといえば、ムササビと白い人と言っても過言ではないでしょう……あっデスビスノスがいるのか(笑)
 ムササビにおいては、モモンガであるかという論争まで巻き起こしたのは記憶に新しいところです。そして白い民間人にいたっては、佐藤という名前までがファンによって与えられています。
 彼らには謎が多く−−デスクリムゾンのキャラ全てに謎は多いのですが−−彼らの隠された実態を明らかにするため、まずは実数・分布状況の把握から行ってみました。

 今回、ムササビかモモンガかいまだ判らないままですがムササビ,白い民間人は佐藤という表記で統一させてもらいました。


ステージ場所ムササビ佐藤
STAGE 1-1サロニカの町9人
STAGE 1-2リムブルク大学7匹
STAGE 1-3コネラート橋4匹2人
STAGE 2-1イズキット川7匹
STAGE 2-2アッシムの館13匹
STAGE 3-1サファール遺跡7人
もし間違いが有ればご連絡下さい(^^;

シーン1〜3 町には住めないムササビ!?大学には大量繁殖の謎

 まずはSTAGE1-1サロニカの町。かなりの方がここでプレイされるのを止めるようですが、さすが町中とあって佐藤が多数います。一方、ムササビの生存は確認されていません。コネラート橋のような海(川?湖?)と無骨な建築物以外何もない所に住めても町中には住めないのでしょうか。それとも「オーノー」を聞くために子供が虐待するからでしょうか(笑)サロニカの町で注目すべきところは、建物の屋上に昇ってコンバット越前見物を行っている佐藤でしょう。数が多いと思ってなめた行動をしています。

 STAGE1-2リムブルク大学では、何故か佐藤が1人もいません。佐藤はここの学生では無いという事なのでしょうか。一方ムササビは大量に発生しています。人工的なものとはいえ、木や緑が多いためサロニカの町よりは住みやすいのでしょうか。あるいはリムブルク大学ではマウスの代わりにムササビを実験動物にしていて、クリーチャーに大学が襲われた隙を狙って逃げ出したという事も考えられます。

 STAGE1-3コネラート橋。橋と海(川か湖かも)しかない所。こんな木が一本も無い所でもムササビは生息しています。当然、佐藤も出てきます。佐藤は橋を渡るつもりなのでしょうか。橋の上でクリーチャーと並んでいるところも確認できています。このステージは唯一、佐藤とムササビの共存が確認されているステージです。木もなく餌も少なそうなコネラート橋にて、共生が行われているのは注目に値します。

シーン4〜5 アッシムの館にて最多の13匹のムササピを確認
アッシム=ムササビ説を裏付けか

 ジャングルの中といった感じのSTAGE2-1イズキット川。ムササビにとってさぞ住みやすいかと思えば、リムブルク大学と同じ7匹の生息を確認。自然の中の方が外敵による生命の危険度が高いのかも知れません。さすがに佐藤は出てきません。町や橋にいても、ふらふらしてて危なっかしい事から考えるとジャングルの中ではもう越前が来た時には死滅しているのかも知れません。

 砂漠の谷。もしかしたら大昔は水が流れていた川で、イズキット川の行き着く先なのかもしれないSTAGE2-2アッシムの館。スピード感のある非常に難しいステージで、ここを越えられずに挫折してしまう方も多いデスクリ最大の壁ですね。
 マニュアルには「ふとした事から友情を交した」と記載されている「アッシムの館」。しかしゲーム本編,オープニング共に一切アッシムは登場せず、「アッシムの館」というステージがあるのみ。謎が謎を呼び、『ムササビがアッシムでは』という新説も登場しました。今回の生息調査では、ムササビ=アッシム説を更に強める結果がでました。13匹という、ムササビ分布率2位のリムブルク大学,イズキット川の倍近くのムササビの生息が確認されました。
 佐藤に関してはアッシムの館でもゼロです。あのスピード感のあるステージ構成に挙動不審なふらふらした状態では適応できなかったものと思われます。

シーン6〜8 佐藤が必殺技「人間スライド」習得
シーン7,8ではムササビ,佐藤共に生存未確認

 中近東〜南欧な感じのSTAGE3-1サファール遺跡。おそらくこの地域での観光名所なのでしょう。佐藤がここでも確認できます。数はサロニカの町に及びませんが、今までに無かった、越前の目の前で正面を向いたまま右から左にスムーズに並行移動する人間スライド技を駆使して存在感を誇示しています。ムササビの生存は確認できませんでした。多少木々もあるのですが、観光地として開発されてしまい、サロニカの町同様ムササビが住むには適さない環境なのかも知れません。

 STAGE3-2シャナファーラやSTAGE3-3デスビスノスの宇宙船になると、ムササビ,佐藤共に一切生存が確認できなくなります。デスビスノスの宇宙船内はさすがに生息には困難と思われますが、同じく遺跡な感じのシャナファーラでの生存未確認には理解に苦しみます。おそらく、らくだ(馬?)に乗った原住民(傭兵?)の敵が確認されている事から、彼らから佐藤は金品を略奪されたあげく越前が来る前に既に殺されていて、おまけに彼らはムササビを食べるなり毛皮として利用する習慣があったのでしょう。


調査の結果、推測できる事

 佐藤は、人のよく行く所にしか来ないようです。またリムブルク大学生では無いようです。アッシムの館等は行けたとしても、ムササビ館に行く気が無くて行かなかったのかも知れません。しかしあの危険なサファール遺跡に行くところをみると、遺跡・考古学マニアなのかも知れません。

 ムササビのリムブルク大学での大量繁殖は、いまだ明確な定説が生まれるにはいたらず、その結果リムブルク大学内でのムササビ実験動物利用疑惑が日に日に高まってきています。リムブルク大学関係者は(もしクリーチャーの襲来後も生きているなら)早くこの事について真相を語っていただきたいと思います。
 またSTAGE3になるとムササビは一切の生存が確認できなくなります。これは、佐藤よりも生命力が弱く、苛烈なクリーチャーの攻撃に耐えられずに早く途絶えてしまったことを物語っているように思えます。


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