ドリームジェネレーションSS版とPS版の差異

 まだ買って無い方にとっては、どちらを買うか迷う所。色々な点を比較し違いを挙げてみます。

 当方のPS機は95年1月に買った初期に近いハードのため、初期ロットならではの問題・耐用年数的問題もある事をご理解の上で、参考材料にして頂ければ幸いです。
(ちなみに当方のSS機はSS発売日に買ったもののため、ほぼ初期同士のハードでの比較となります)
 プレイ前に両機種共CDレンズクリーニングをかけましたが、PS機はクリーニングCDを音楽CDとして認識しなかったため、クリーニング出来ていない可能性も濃厚です。
 両機種共、テレビへの接続はAV端子でプレイしました。


  • PS版:喋っている音声が流れ終わった後、ほんの少し音楽が途切れる事が多い
     少しですがテンポが遅れる感じがよくします。
     また、キャラの音声の最後の方が雑音になり続ける事も1度あったのですが、これはその間にCDの蓋を開けてCD盤を拭いていたため、原則起こらない事かも知れません。


  • PS版:理奈の声が聞き取りやすい
     ゲーセンではガンシューティングをプレイし、社長の家に転がり込むという行き当たりばったりな性格。そして「ああ、なんとかな」と越前台詞を言う等、かなり越前度の高いキャラ理奈。越前度が高い事の証明であるかのように、SS版では声(音)が割れていました。しかし、PS版では音が割れている場面はほとんどありません。


  • PS版:CLOSEDのダチョウの絵が見やすく,夜のフィールドマップも薄暗い程度に
     ダチョウの絵はよく見る失望グラフィックとしてSS版でもおなじみですが、何故か輝度が上がって明るく見やすくなりました。しっかり失望させてやろうという配慮でしょうか?
     夜のフィールドマップも薄暗い程度に。ただ、夜のフィールドマップは以前から見にくいというわけでは無かったように感じます。


  • PS版:メモリーカードへのアクセス時間はSS版と同程度。但し上書き確認あり
     オートセーブは、プレイ毎の最初の土曜日の朝に上書きの確認を求めてきます。ボタン連打では選択肢の堂々巡りになってしまう設計に。


  • PS版:決定時の効果音がぶっきらぼうな大きな音に
     SS版に慣れているせいかPS版は80年代前半のアーケードゲームの効果音を思い起こさせます。平日は時間が経つ度にこの音が。少し驚きます。


  • PS版:画面がシャープでなく、文字が背景の絵と馴染んでいる感じに
     SS版の画面に慣れてしまっているためにそう感じるのかもしれません。SS版に比べると当初は文字が読みにくいと思っていたのですが、今はそうでもありません。ただ、選択肢を選ぶ時は今でも見えにくいです。


  • PS版:総合ビルに入った時のアクセスが速い
     多数のテナントが入居したブラックレインと熊乃胆生命ビル。ゲーム上かなり重要で何度も足を運ぶことになりますが、SS版に比べてPS版はフィールドマップからビル内に入ってテナントのアイコンが登場するまでのアクセス時間が向上しています。


  • PS版:時間経過のカチカチカチという効果音が少し速め
     デートの時間待ちやデートから帰ってきての待ち時間として、カチカチカチと時間の経過を示す効果音が鳴り終わるまで待たなくてはいけませんが、PS版ではこの待ち時間が少し速くなっています。


  • PS版:時間の移り変わりと絵の関係の快適さが向上
     タイトルだけでは意味が不明ですが、デート中、デートスポットに行った時間が夕方だったとして、デートスポットでの決められた経過時間を加えると夜になる場合、SS版だと一度夕方のデートスポット先の絵を一瞬表示して、その後、また夜のデートスポット先の絵を表示します。ゲームセンター等、外の時間の移り変わりに無関係なデートスポットでは無意味だったのですが、PS版はそういう場合は絵を再読込しないままに。快適になっています。


  • PS版:(おそらく)ソフトウェアリセットが無い
     これはドリジェネというよりPSそのものの問題とも言えそうですが、SS版でのA+B+C+スタートのようなソフトリセットが無く、リセットボタンを押すとPS初期画面から再読込に。
     無い以上不便ですが、SS版では土曜をうまく活用できずリセットし、再度土曜の有効利用を目指すプレイのため更にプレイ時間が長くなっている面もありましたので、無い事が必ずしもマイナス点とは言い切れないようにも思います。


  • PS版:リードエラーと思われるアクセスの遅さにSSよりよく出会う
     これはハードの問題,また当方のハードの寿命の問題でありますが、当方のプレイでSS版では1回あったかどうか判らないリードエラーと思われるアクセスの遅さですが、PS版では今まで(1回目日曜デートほとんど行わず10月頃途中)で3回程ありました。
     余りに長く読み取れない場合、PS機の蓋を開けてCDを取り出しCDを拭いてからまた再セットして続きをプレイできる点で、SSより緊急事態には有利です。


  • パッケージの背景  SS:セピア色のフルサイズ絵 PS:青空
     どちらが良いと感じるかは完全に人それぞれと思います。SS版のパッケージの背景はフルサイズグラフィックがセピア調でぎっしり詰まっていますが、これは、デスクリOPがセピア調なのと合わせているのでしょうか?


  • 電源を入れてからロゴ直前までの時間は、 SS:約30秒 PS:約36秒
     SS版ではロゴ前のセーブメディア選択画面表示までを計測。選択しなければロゴ→タイトルと進まないSS版は、この数字通りの快適さというわけではありませんのでご注意を。


  • 「最初から始める」から最初の選択肢までの時間は、 SS:約1分29秒 PS:1分45秒
     タイトル直後のメニューより「最初から始める」を選んだ時点から同窓会での3つの目標職業の選択肢登場までの時間を計測。その間SS版はAボタンを,PS版は□ボタンを押しっぱなしにして、テキスト・音声を徹底的に飛ばしていきました。
     この間にはスキップを受け付けないシーンがかなりあるのですが、そのシーンの長さがSS版とPS版で同じなのかは計測していませんので、まだ確かな数字とは言えない状態です。申し訳有りません。



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