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当日は渓谷の水量も多くて、途中の分尾の滝も凄い迫力でした。また、右手には無名滝が美しい姿を
見せており、暫し見とれるほどでした。
さて、廃屋を過ぎて流れが分岐し、その左俣に沿って登るのですが、道はなく 藪を掻き分け掻き分け
の状態です。藪を過ぎると今度は木々を手掛りにしての急な登りに入り、靴は既に泥だらけの状態。
中腹あたりまで登りふと、右手を見ると斜面を斜めに横切る長大な滝が目に入りました。更に登って
斜面に付いた僅かな踏み後を頼りに、滝口上流へと向いました。滝口近くに降り立ち、上流へと溯ると、
またまた流れが左右に分岐しており、ここで小休止。考えた揚句、先ずは左俣へ・・。途中、自然の造形
とは思われぬ見事な三段滝を見て高巻くもその後は小滝ばかりで、やがては流れが分岐しチョロチョロ
程度に。ここで左俣に見切りを付けそこから、右俣上流に降りるべく頂上尾根を目指しました。しかし、
頂上に至るも下は急崖でかなり下って、やっと右俣に降り立ちました。右俣上流は小滝ばかりでしたが、こ こは上流が伏流になっており突然に水が無くなり、ちょっとビックリ。しかし、これから先に滝が在ろう
筈もなく引き返しましたが、降り立った所より下流にも滝が連続しており、分岐点まで降りるのにはかなり 苦労しました。帰り、羽尻の滝の長大な流れを眺めながら昼食をとりました。しかし、上から下まで汗と泥 まみれ状態で、写真もそこそこに駐車場所までを早足で急ぎました。 全行程約4時間、羽尻の滝までな ら その半分と考えて良いでしょう。迷わなければ・・ 。
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